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主様へ。
叶雫
貴方のその笑顔の裏には、どうなものが隠れているのですか?
私は貴方に慕える執事です。
どうか、ゆっくりでもいいので
その光に満ち溢れた笑顔の裏の感情、表情、気持ちを
私に話してもらえませんか?
私は、凄く
主様が壊れていく姿を見るのが、怖いのです。
大切な人の壊れた姿を見るのは、誰もが怖いと思います。
…だから、
話せる時が来たら、ゆっくりお話をお聞かせください。
沢山
沢山、
主様の傍で寄り添って、必ず
苦しめられていた貴方を救ってみせます。
これ迄の、私の恩返しを
必ず、してみせます
なので主様。
ゆっくりでいいので、歩み寄り合いましょう。
怖くても、悲しくても
私が、寄り添います。
どうか、貴方の心を
私にも、共有して貰えないでしょうか…
ベリアン
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