グウー お腹がなった
翔洋
そう言えばまだ何も食べてないな、
翔洋
まあ飯も金もないし、数食くらい我慢するか
数時間がたった
父は出かけるらしい ご飯の金をもらわなきゃ
翔洋
お、お父さん
父
なんだよ
翔洋
まだご飯食べてなくて、お金ください
父
は?飯くらい作れよ
翔洋
材料も何もなくて…
父
ハア、だる
そう言い父は小銭をゴミのように投げつけた
コインはカラカラと音を立て足元に止まる、
翔洋
これだけ…?
父
そうだけど、文句あんの?
翔洋
これじゃたりない…
父
それで足りるだろ、足りないならお前の母親みてぇに必死こいてバイトでもしたら?w
父
あいつまじで馬鹿だったよ、体でも売ればすぐに稼げるっつうのによww
プツッ その瞬間 胸の奥で何かが弾ける音がした
視界が赤く染まり 全ての音が遠のいてゆく、 頭の中では何度も「やめろ」と声が響いているのに、
体は止まらなかった
次に気がついた時、父は階段の下に倒れていた
床に広がる赤い血が視界を染めるように広がってゆく
状況を理解した瞬間、 一気に鼓動と震えが押し寄せてきた
稼働が早すぎてリズムがわからない… ドクン、ドクドク、ドドドド 乱れた鼓動だけが耳元で響いている
視界がぼやけているのは視線が震えているからだろうか
自分なのか、床が震えているのか、 訳がわからなかった






