/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
たくみ
違うんだ...
たくみ
俺...
たくみ
怖くて...
たくみ
嘘ついちゃったんだ...
さな
え...？
たくみ
ホントは
たくみ
俺
たくみ
友達なんかじゃなくて
たくみ
さなとずっと付き合ってた...
さな
え...
たくみ
よくパンケーキ食べに行ったよな
たくみ
水族館も行ったし
たくみ
お前チンアナゴ大好きだったよな
たくみ
2人で新しく出来た雑貨屋に行った時
たくみ
帰りに雨がザーザー降ってきて
たくみ
2人でびしょ濡れになって笑ったよな
たくみ
お前が作ってくれたミサンガ...
たくみ
俺ずっと付けてるんだよ...
たくみ
あの日も俺と二人で遊んでて...
たくみ
ちょっとだけ男らしいとこ見せたくて...
たくみ
競走しようなんて言った...
たくみ
ほんとごめんな...
さな
たくみ...
ヒロム
おい
ヒロム
こんなストーカー男のこと信じるのかよ
さな
信じるっていうか
さな
だってたくみは
さな
私が意識ない間もずっとそばにいてくれたし
さな
ヒロムくんは
さな
退院してからじゃないと会えなかったじゃん
ヒロム
そ、それは...
ヒロム
こ、こいつが！
ヒロム
お前のこと殺す所だったから人殺しになりたくなくて見守ってただけだろ！
ヒロム
俺は忙しくて！
さな
忙しい...？
さな
忙しくても会いに来てくれたりとか
さな
しないんだね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
