TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
knmc受け

一覧ページ

「knmc受け」のメインビジュアル

knmc受け

12 - 僕でいいのに。1 (ピスサイくん)

♥

1,344

2022年07月14日

シェアするシェアする
報告する

おれ

みなさん、ほんとにいつもいつも遅くてすみません💦

おれ

リクエストもまだ残ってるので、忘れてしまっている方もいるかもしれませんが、気長に待ってくださると嬉しいです🥲

おれ

今回はピスサイくんが出てきます!
一応gktu前提のpstu(今回はがっくん出てきません!)

おれ

そして短いです…

おれ

このお話は少し長くなりそうですので、完結はもう暫くお待ちください( ;∀;)

おれ

それではどーぞ!

剣持刀也

(それではみなさん、良い夜を〜

ピースサイン

はぁ…チッ

どうして剣持刀也は伏見ガクの相方なんだ。

僕だって伏見ガクとほとんど同じなんだから、僕が相方だっていいはずなのに。

どうして剣持刀也は伏見ガクと笑っているんだ。

僕だって伏見ガクとほとんど同じなんだから、僕だって笑わせられるはずなのに。

どうして剣持刀也は僕のものじゃないんだ。

僕は

剣持刀也が好きなのに。

きっかけはたまたま伏見ガクの配信を見たことだった。

ちょうどその時は咎人配信というものだったらしく、伏見ガクの相方である剣持刀也とコラボ配信しているところだった。

ピースサイン

剣持刀也…か。

今までもなんとも思ってなかったし、もう今回以降は見ることもないだろうなと思いながら見ていた。

ピースサイン

なに…こいつ…

なのに、見ているうちに、話し声とかキャラキャラとした笑い声とか面白くて聞いていて心地良い話とか、彼はいろいろな魅力を持っていたようで。

僕はどんどん魅せられていった。

そうだな、配信が終わる頃にはチャンネル登録のボタンが黒くなっていたぐらいには彼のことが好きになっていた。

ピースサイン

剣持刀也と話したい。

それから僕の頭は''剣持刀也''にどんどん侵食されていった。

ピースサイン

コンビニ遠いし…暑すぎ…

この日はとても暑い日だった。

だから、アイスでも買って食べようか。と、コンビニに向かっていたんだ。

そう、日常の1ページ。

のはずだった。

突然現れたんだ。

剣持刀也が。

僕の目の前に。

少し想像とは違う形で。

剣持刀也

やめてください、僕急いでるので。

彼の声が聞こえた。すぐにわかった。毎日聞いていたその声が、ここにいた。

少し大きな荷物を持って、眼鏡をかけた美青年。 竹刀は持っていなかったが、紛れもない剣持刀也だった。

でもその声は、少しの怒りと少しの恐怖が混じっていた。

モブ

なんでよ、いいじゃんw
LINEぐらい交換してくれてもよくね?w

同級生か?とも思ったけど、制服が違ったから絡まれてるのはすぐにわかった。

剣持刀也

あなたとははじめましてですよね。?
親しくもない人と交換することは出来ません。

モブ

はじめましてじゃねぇよ?w
俺結構君のこと見てたからね。

モブ

''剣持刀也くん''w

剣持刀也

なんで知ってるんですか。

モブ

君の学校にいる俺の友達に聞いただけどw

ピースサイン

(えぇぇ…剣持刀也いるんだけどぉ。。でもなんか怖いんだけどぉ、。)

剣持刀也

…とにかく急いでるので。失礼しまs

グイッ

剣持刀也

ぇ、

あ。

モブ

さっきからさぁ、逃げようとしてんの見え見えだよ?w
あ、見えてもいいと思ってんのかな?w
どーでもいいけどさぁ。

モブ

早く教えてよw
な?w

剣持刀也の顔に近づいた。

剣持刀也

っ…

そして、顔を逸らした彼の顔には

剣持刀也

あ…っ
はぁ…

剣持刀也

遅いですよ。

ピースサイン

ぇ、

僕の顔が映っていたらしい。

ピースサイン

あ、えと、遅くなった、ごめんなぁ…っ ニコ

一応お得意の伏見ガクのマネで返した。

なんだ、なんなんだ、これ。

剣持刀也

まったくもー、反省しないんですから。
てことで、僕この人と用あるので離してください?

伏見ガクと僕を間違えてる?

伏見ガクと会う約束をしていたのか?

それとも僕だと気づいて?

モブ

チッ…
まだ諦めてねーからな。

年上の僕を見て少し怯えたのか、剣持刀也に話しかけていたアイツはそそくさと帰って行った。

剣持刀也

はぁ。助かりました、ありがとうございます。

ピースサイン

あ、えっと、

剣持刀也

ピースサインくん、ですよね?

名前を呼ばれた。

剣持刀也に。

ピースサイン

あ、うん、気づいてたんだ…?

ピースサイン

てか僕のこと知ってるの…

剣持刀也

がっくんのアカウント乗っ取ってましたしね。w

ピースサイン

あぁ…

伏見ガク

剣持刀也

えっと、はじめまして、剣持刀也です。知ってますかね?まぁどっちでもいいんですけど、助けていただいてありがとうございました。

ピースサイン

あ、ピースサインです…
いや、全然…

剣持刀也

それでは僕ほんとに急いでるので…
すみません、失礼しますね。ありがとうございました!

帰ってしまう。 せっかく会えたのに。

ピースサイン

あっ、ちょっと待って、!

そんなことを思っていたら、知らない間に声が出ていた。

剣持刀也

?なんですか?

声は戻らない。ならば言うしかない。 伏見ガクなら戻せるかもしれないけど。

ピースサイン

…あの、LINEとか、交換できませんか……

剣持刀也

空いた1拍。 多分2秒とか3秒。 だけど僕には1分ぐらいの長さに感じた。

やっちゃったかも

ピースサイン

あっ、嫌だったら別にっ、

剣持刀也

あはははっw

彼は急に吹き出した。

ピースサイン

え、あ、え、?

なんなんだ、これ。 やっぱりわからない。

剣持刀也

ごめんなさい…w
いいですよ、交換しましょ。
お礼とかしたいですし。

ピースサイン

いや、お礼なんて別に、

剣持刀也

んふふw
僕がしたいんですよ、ほんとに助かりましたからね。

わからないけど、

やっぱり好きだ_

剣持刀也

ピースサインくん、よろしくお願いしますね。

ピースサイン

剣持刀也、よろしく。

こうして僕の恋が本当の始まりを迎えた。

この作品はいかがでしたか?

1,344

コメント

10

ユーザー

少し前からおれおさんの作品見てました! めっちゃ好きです!フォロー失礼します!!

ユーザー

最高っす……最高っす!!…………最こu______

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚