あの後無事に 食べ、家に帰った
藍 樹
んぅー、
( 欠伸
( 欠伸
藍 樹
あそこのカフェ
結構良かったなぁ、
結構良かったなぁ、
藍 樹
また行こ
そう呟き、 ベットにダイブする
「 ピコン 」
藍 樹
ん?
カバンの中から スマホの通知音が聞こえる
藍 樹
なんだろ
そう思い、 メッセージアプリを開く
藍 樹
ゲ、
藍 樹
( 御曹司からだ、 )
〈 御影玲王
御 影 玲 王
友達追加サンキュ!
御 影 玲 王
また話そうな!!
音
お断りしとく
音
🧸 💦
御 影 玲 王
学校出会ったら
話しかけるわ!
話しかけるわ!
音
勘弁して
明日こそ平凡に過ごせますように
そう思いながら眠りについた
翌日
藍 樹
行ってきます
誰もいない家にそう言って 家を出た
藍 樹
( 何事も
ありませんように )
ありませんように )
そう願いながら、 マンションのエレベーターを待つ
「 チーン 」
下から来たエレベーターに乗り、 マンションを出る
藍 樹
( 今日の一時間目
なんだっけなー )
なんだっけなー )
なんて意味もないことを考えていた
ある曲がり道で右に曲がろうとすると…
千 切
お、よっ ! 藍樹 !
不審者が現れた
藍 樹
…もしもし警察ですか ?
千 切
おい、ちょっと待て ??
なんでキャベツがここに…
藍 樹
( もしかして … )
藍 樹
ストー ((
千 切
ストーカーじゃねーよ ?
藍 樹
( 心の中読むとかきも )
キャベツと登校とか嫌すぎると思い、 ルートを変更しようと前に行こうとした
千 切
ん ? どこ行くんだよ
千 切
学校こっちだぞ ?
藍 樹
( 知ってるわ × ス )
藍 樹
… ちょっと寄り道したくて
千 切
俺も行っていい ?
藍 樹
( いい訳ねーだろ !!! )
何を言ってもついてきそうなので ここから学校までダッシュをすることを決意
心の中でカウントダウンをする
藍 樹
( 3 . 2 . 1 … )
「 ダッ 」
千 切
うおっ !
千 切
は 、 どこ行くんだよ !?
これで行きは話さなくて済む …
そう思っていたのに … !
千 切
藍樹意外と、足速いな !
藍 樹
( なんで此奴まで
走ってんだよ ! )
走ってんだよ ! )
藍 樹
( 早いなおい !! )
藍 樹
( ウサイン・ボルト
かこいつ )
かこいつ )







