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春千代

(お嬢は今頃、お見合い相手と上手くいってんだろーな。)

春千代

俺も早く、出ていかねぇと

ドンッ

春千代

いってぇなっ…って、、

見合い相手

これは失礼、、!

見合い相手

おや?お知り合いでしたか?

春千代

あ、いえ(コイツ、、)

見合い相手

きみ、もしかして。

見合い相手

○○さんの知人かな?

春千代

な、んでそれを…

見合い相手

(付き人だったのか、、?)

見合い相手

あー、、そういうことですか

春千代

???

見たらわかるさ、、

腫れた目元、きっと泣いていたのだろう

見合い相手

(さっき失ったと言っていたのは彼のことか)

見合い相手

僕はこれで失礼します。

春千代

え、ちょっ、

忽然と姿を消した見合い相手

春千代

消えた、、?

春千代

ンだよ、、

パラパラ

春千代

って、今度は雨かよ!!!!

春千代

はぁ、(頭をかきながら外へ出る)

俺の中身は矛盾で出来ている

寂しい

寂しくない

恋しい

恋しくない

春千代

乙女かよ、俺は。

目をつぶってるうちに全部終わればいい

そう思ってしまう俺は弱いだろうか

春千代

そういや、お嬢と出会った日
はこんな雨が降ってたな

部下

あそこにいるのは春千代さん、、?

部下

雨、降ってるのに

部下

(呼び戻すか)

部下

春千代さ、、

部下

泣いて、る?

雨の中に居る彼は

泣いているようにも

笑っているようにも見えた

部下

放っておくべき、か、、?

部下

何があったんだ???

さっきの雨が嘘のように晴れている

ずっと知っていた

自分が空虚でつまらない人間だって

αでありながら 強く要求されそれに従うのが楽だった

お嬢にだけ命令されれば従うのが俺の仕事で俺はそれで良かった

なのにどうして

春千代

(こんなに胸が痛いんだろうか)

春千代

太陽がこんなにも美しいのに

「私のために生きて」

それは無知だった頃の○○が残した

鮮烈

もう元には戻れない

春千代

分かってたはずだろ、

春千代

もうずっと前から

○○

グズッウゥ、、ぅっ

春千代

…お嬢?

人目を気にせず涙を流しているのは紛れもない○○だった

○○

はる、うぅ、、

春千代

(おれ??)

春千代

お嬢!!!

○○

ビグッ!!!!

○○

…ぇ?

○○

何故…

Ωの私は運命から間逃れたい

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