五感消失wt

俺たちは作戦会議をした

名付けてkn捜索作戦

情報がないか、俺たちは本を読んでいた

安直な考えだが今はそれしかない

そうと決まれば早速各自行動に移す

shk side

俺は行く先を特に決めず、考えなしに 歩いていた。

knから返してもらったこの足で

kr side

knの家についた

インターホンを鳴らす。

少しの期待を崩された気分だ

もちろん用心深いあいつだ。

玄関の鍵など開いていない

俺は，knの家を後にし、 みんなに連絡をする。

少しして既読がつく

そうか、wtスタジオ。 考えてなかった．

いやおじっとくってなんだよ。

みんなと連絡を取り合っていると

突然。スマホが真っ暗になった

最悪だ。唯一の連絡手段が。

家を出る前に充電しとけばよかった

..まあいい。一度落ち着いて考えよう

これ程、メンバーを思っている彼だ。

...自分を犠牲にしてでも。

だから、メンバーが関わる場所、

あそこなら。

もしかしたらいるかもしれない。

nk side

wtスタジオについた。が

部屋中を探した。

どこにも彼の姿はない。

そう考えていたら、玄関が開く音がした

いやこっちのセリフだろう

緊張感ねーな。こいつ。

いや、そうみせてるだけか、

みんな。不安なんだ．

俺だってそう．さっきから明るい振りをしてるだけ。

だってそうでしょ？

俺が暗かったら。みんなまで暗くなる。

大丈夫。knはみつかる。

大丈夫、大丈夫。

自信あったんだけどな、と笑うshk

不安が顔を引きずる。

そう。shkに言う。

自分にいい聞かせるように。

ぼー、と歩いていたらこんな所まで来てしまった

木が生い茂っている

俺らが初めて出会った場所の通り道。

ここから裏道を通ると、 そこの場所に通じる

可能性はある。

いやむしろ何故思いつかなかったのだろう

急いでみんなに連絡を入れる

俺は1人、前に進んだ。