コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
桃色が居なくなって4日過ぎた
緑は黙っていた
笑いもせず、泣きもせず
桃色を毎日探し続けた
桃色は静か過ぎる緑の横に腰掛ける
ロボロ
桃色は緑の笑い声が好きだった
その緑は、病気の様に黙っている
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
一言でいい、話して欲しかった
見えなくてもいい、笑って欲しかった
ロボロ
桃色が居なくなった日から ずっと桃色に話しかけていた
そこにいるんじゃないかと思って
寂しがっているんじゃないかと思って
でもそのせいで、声が枯れた
ゾム
ゾム
そばにいる時にどうしても伝えたかった
いつでもいい、かえってこいよ と。
ゾム
言葉の代わりに涙が溢れる
ロボロ
声の出ない姿を見るのは辛かった。
立ち去ろうと、そう思った。
ゾム
ロボロ
ゾム
桃色から笑顔が零れる
待ってて。 そう呟いた。
それでもその声は届かない