探し物

会　計

ゆずからもらったプレゼント

1番もらった物の中で嬉しくて この瞬間の全てが大切な物になった

後　日

帰ればみんなからの 「お疲れ様」「おかえり」

これがいつも通りの日常

この言葉に私は いつも以上に安心してしまった

ここ3日間ほぼ寝ずに仕事をしてきた 私にとってこの言葉がすごく温かく感じた

ﾁｬﾗﾝｯ

來亜は無意識にブレスレットを外した

そのころ

20分後

ｶﾞﾁｬｯ､

まって...

ブレスレットがない、

　でも今日、來亜外してない...

　お風呂の前もつけてたもん、

みんなに聞く...,?

いや、でも、 ゆずいるし...無くしたなんて、

　あんなにお揃い喜んでたのに...

落としたのかな、

探しに行かなきゃ、

ﾀﾞｯ､ﾀﾞｯ､ﾀﾞｯ､ﾀﾞｯ､

ｶﾞﾁｬｯ､

來亜はブレスレットを探しに 家を飛び出した

　自分が無意識にブレスレットを外し 机に置いたことを知らずに

ベンチの下

木の影

自分が歩いたであろう道を 無我夢中で探した

あ、桜花の声、

どうしよ、気づかれる...

なんとか気づかれず乗り切った

すると、

ﾎﾟﾂ､ﾎﾟﾂ､ﾎﾟﾂ､

ｻﾞｰｰｰｰｯ､

　ｶﾞﾁｬｯ､

ｶﾞﾁｬﾝｯ

4人は勢いよく家を飛び出した

家を飛び出して1時間半

やば、ばれる... なんでいるの、

とりあえず離れなきゃ....

静かに、そっと....

やっと見つけた。

2人はひとまず安堵し來亜を叱った

動揺している。

そして同時に動揺とは違う 顔の赤みに異変を感じた

2人の姿を見て安心したのか 体の力が一気に抜けていくようだった

翌日

あの日私が帰ったら 真っ先に柚葉が駆けつけてくれた

美咲と桜花がいってた 「くれあぁぁん！！！！泣」 って抱きしめてくれた

嬉しかった 私がブレスレットはずしたこと 忘れて勝手に探し回ってたのに

そう思いながら目を覚ました

あれ、？

なんか足元あったかい、

私は起きてすぐ足元の違和感を覚えた

ぎゅっ

私は彼女の温かさに 安心したのか気がついたら 涙を流していた

本当かわいいよなー こーゆーところずるい！！！

鎖骨あたりに顔を埋めて ひくひく泣いている姿は まるで5歳の女の子

end.