私
えーっと真ん中の列だね
私
私飛行機始めてだからドキドキしてきた
友達
大丈夫!あっという間につくからね
私
へぇー、すごく速いんだね
友達
そうだよ
友達
北はすごく寒いからそこは覚悟しててね
私
う...うん
飛行機はしばらくして
エンジンのトラブルによって墜落した
私
あ、あれ...
私
私...生きてる
目が覚めるとそこは地獄のような光景だった
私は友人の姿を探してみたが彼女はどこにも見当たらなかった
私
そんな...
私
と、とにかく爆発したら危ないから飛行機から離れなきゃ...
医者
どうやら生き残ったのは我々だけのようだな
サトシ
そのようですね
ホンダ
このままだと凍死してしまうから
ホンダ
一か八か建物がないか探しに行きませんか?
医者
そうだな
サトシ
俺も賛成だ
サトシ
このままだとどちらにしても凍えてしまう
私
...はい
私
...ごめん、先に行くね
4人はあてもなく歩いた
すると、奇跡が起こった
4人は灯りがついた建物を見つけた
しかし、4人は寒さで既に眠くなっていた
全員が一度に眠り込んでしまったら凍え死んでしまう
そこで医者の男が言った
医者
いい方法を思いついた
医者
まず角に座れ
医者
1人見張り番をつけて残り3人は眠るというのはどうだ
医者
見張り番だった人は、10分後に次の人を起こしに行き見張り番を交代してその場所で眠るというルールだ
全員賛成した
医者
これを繰り返して救助隊が来るのを待とう
私
私
そろそろ10分だ
私
次の人を起こしに行かなきゃ
私
ドクターさん!
医者
あ..あぁ
医者
10分というのは案外短いものだな
医者
医者
よし、10分だ
サトシ
あぁ、俺の番ですね
医者
起きてたのか
サトシ
見張りはしっかりしますので大丈夫ですよ
助けが来るのを信じて4人はひたすら繰り返した
そして
ある異変に気付いた
私
今..何回目、だろう
私
あれ?
私
(何でホンダさんはあそこにいるんだろう)
私
あ
私は気付いてしまった
この部屋には
もう1人いる
ヒント
医者