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■ 酔いどれプリンセス① ■ RHver.
長引いた商談がようやく終わり、手頃な店で夕食を終えたところにLINEが来た。 あ、ハルちゃんだ。
“まだ仕事?”
とりあえず会計を済ませ、すぐに返信する。 “今ゴハン終わったよ、ハルは何してるの?”
送信して間もなくLINEじゃなくて着信がある。
ラン「もしもしハルちゃ〜ん♡」 店を出て携帯を耳に当てると
ハル『もっしもォ~し』 ···あれ?
ハル『らぁん〜、今さあ~』 ······これ酔ってる?
ハル『お前んち』 ラン「はい?」
ハル『合鍵で勝手に上がってるぞ〜どうだぁ!』
どうだぁ!って、あの··· ラン「えーとどっかで飲んできた?」
ハル『ちがくて、ランもう帰ってるかな~って来たら居ねぇじゃん?だから一緒に飲もうって買ってきた酒、一人で飲んでた』
ラン「え、いつから来てんの?結構待ってた?」 ハル『1時間?かなぁ』
ちょっとぉ言ってくれたらまっすぐ帰ったのに。
ハル『でさあ~、一人ぽっちで飲む酒は人恋しくさせんだよな〜』 ラン「あぁすぐ帰るから、ごめんねもうちょい待ってて♡」
いきなり来て勝手に酔って電話してくる方がアレなんだろうけど、とりあえず謝っておく。 だって可愛いし嬉しいから。
ハル『すぐってどんくらい?おれねえ、人恋しくって』 ラン「うんうんわかった今から、」
ハル『ていうか···人肌が恋しくって~』 ラン「今から··· え?」
ハル『なんかすごーく、お前とゑッちいコトしたくなっちゃってぇ···なんてw』
携帯の向こうからふふっと小さく笑う声··· い···今なんて言ったの!?
ラン「ちょ、すぐ!すぐ帰るからさ!」 ハル『今すぐ来いよぉ~?もうおれあんまり待てねぇよぉ〜?』
ラン「だめだめだめ待ってて!つか絶対に待っとけよッ!?」
叫ぶように釘をさして携帯を閉じると、通りで捕まえたタクシーに飛び乗り部屋へと急ぐ。
あんな美味しいカワイコちゃんが俺に食われたくて今、独り悩ましく待ってんのよ?
ささやくだけでそっぽ向いて赤くなるよなコが自分から誘ってんのよ!?
あの様子からして今日はきっと積極的なはず、なんて激レア! もう俺めちゃめちゃ期待しちゃってる〜!
どうやって味わいつくそうかな、今日ならあんなンとかこんなンとかもさせてくれるかな、 うわーもぉ絶対に動画に残しちゃお!
つうかさ道路混んでねぇ? 何で今夜は車が多いんだこのタクシー空飛べねぇのか!
なんてニヤニヤしたり頭抱えたりしてる内に、ようやっと愛しのハルチヨが待つ俺のマンションに着いた。
カードの領収書も受け取らず飛び降りると自分の部屋にまっしぐら、キーロックの解除ももどかしくて。
ラン「ただいまハルちゃん!」
ふっとばす勢いで靴を脱ぎアタフタ駆け込んだリビング。 そこにハルの姿はなく···
→②GO!
コメント
2件
あぁもう何でこんなに上手いんですか!?続きが気になる限りです🤤 ②楽しみに待ってます🫣