損した嘘＿＿。

頑張るど〜！！

好きかわからない…、

俺はまだ君のことが好きですか？？

＃4

さとちゃんごめん…。

俺のために言ってくれた、

『俺は信じてる』

その言葉を悪用してしまった。

せっかく助けてくれようと

差し伸べた手を

俺は振り払った。

こんな最低な俺を…、ｯ

なんで、なんで…、ｯ

今帰っても、もう遅いだろ。

今帰っても、みんな俺を敵にするだろう。

だって…、　

俺がその道を選んだからさ…、？

みんなが俺を信じたとしても

ころちゃんが敵にされるのはやだ。

だからと言って見捨てられるのはやだ。

どうすればいいかわかんない。

どうしたらみんなが幸せになれる？

どうしたら……？

そんなの簡単なこと。

それを言われた俺は

言葉が出なかった。

そして頬には涙が流れてた。

抱きしめてくれた、さとちゃんは

温かくて、優しくて、

ﾄﾞｸﾄﾞｸという胸の音が大きく聞こえた。

そして、何故か

俺の心臓も大きな音でﾄﾞｸﾄﾞｸとなっていた。

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