🕐 25:00
時計の針は気がつけば午前1時を指していた
○○
○○
○○
○○
○○
○○
ガチャ
冷たい空気と共に部屋に入ってきたのはいつもと何ら変わりない貴方
○○
マイキー
○○
○○
○○
○○
マイキー
○○
○○
マイキー
○○
マイキー
マイキー
バタン
○○
○○
○○
○○
暖かかったはずの皿をゴミ箱へと運ぶ
○○
ふと、そんな言葉が頭の中をよぎる
○○
○○
○○
○○
今の心の中を表すとしたら『怒り』 でも何故か 目からは涙が溢れてくる
思考と行動の違いに頭がおかしくなりそうだ。
○○
マイキー
○○
今1番見たくない人。
○○
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
○○
プツンッ
私の中で何かが切れた音がした。
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
○○
マイキー
マイキー
マイキー
○○
○○
○○
マイキー
マイキー
○○
私は取っておいたスーツの内ポケットに入ってた名刺を全て抱えて地面に放り投げた
マイキー
○○
マイキー
○○
○○
マイキー
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
○○
バチン
○○
マイキー
○○
叩かれた衝撃に耐えられず地面に崩れ落ちた
○○
○○
○○
マイキー
私の目の前に伸びる手
だけど、どうしても怖くて、 その手を握ったらもう未来はないような気がして
○○
振り払った
マイキー
珍しく焦った顔のマイキー。
○○
マイキー
少し躊躇した
"新しい顔"をどうして今お披露目するの?
○○
マイキー
まだ痛む頬と頭、そして心とうるさい心臓を無視して 家を後にした。
マイキー
最近ずっと仕事尽くしで身体も精神的にもそろそろキツかった
そんな時、灰谷(蘭)が 息抜きに♡とか言い、キャバクラへと俺を誘った
行ってみると 案外 疲れのはけ口になった
○○には当たりたくない。 だから俺は灰谷達と通うようになった
現在時刻 25:00
家に入ると○○が出迎えてくれる。
○○
マイキー
○○
○○
食べたい。 なのに何故か外に出ていく言葉は
マイキー
本音とは逆の言葉だった。
○○
○○
なぜ謝る? ○○は何も悪くない。それなのに…
風呂から上がりリビングに戻ると 啜り泣く声が聞こえてきた
マイキー
○○
本当なら近くに寄り添って慰める。
でも、何故かそれが出来なかった。
マイキー
○○
マイキー
マイキー
俺の放つ言葉や行動は全て"やりたいこと" "言いたいこと"とは真逆のことだった。
段々と言い合いは激しくなって行き ○○が家を出ていこうとした
その時 無意識に○○の手を掴んでいた
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
○○
バチン
○○
マイキー
マイキー
○○に手が出てしまってから目が覚めた
マイキー
○○
○○
○○
荒い呼吸をする○○
マイキー
俺は手を伸ばした
だけど○○は
○○
振り払った
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキー
これが当たり前の反応なのかもしれない。
泣かせて、暴力振るって、謝らせて。
『○○に当たりたくない』 だからキャバクラに通ってたくせに
結局当たって傷つけた。
マイキー
しばらくの間立ち尽くしたまんまだった
○○
○○
未だに頭痛と頬の痛みが収まらない。
それと同時に、心がとても苦しい。
○○
なんやかんや言って 私の頭には貴方しか居ないようだ。
○○
見つけたベンチに近寄り座ろうとした時
キィー!
○○
目の前に黒い車が1台止まった
不思議に思っていると 黒すぐ目のどう見ても怪しい男が2.3人おりてきた
MOB
MOB2
○○
恐怖心がどうしても勝ってしまい声が出ない
MOB2
MOB
MOB
MOB2
なんてほざき終わると 私の腕をわしずかみし、車に引き連れようとした
○○
MOB
MOB2
○○
○○
MOB
相手は男だ。
力で適うはずが無い。
もう無理だ。そう、少し諦めていると
バンバン
ビシャ
○○
私の顔、服、髪の毛 全部に血が飛んできた
何が起きたのかさっぱり分からず、足元を見ると 血だらけのさっきの男たち
直ぐにこの人たちの返り血を浴びたのだと嫌でもわかった
○○
マイキー
○○
あぁ。この声。
○○
○○
マイキー
私の大好きな匂い。声。シルエット。
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキー
マイキー
○○
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキー
○○
マイキー
マイキー
○○
あれからキャバクラに通うことも無くなり、仕事で帰宅が遅くなってご飯が冷めちゃったとしても、ちゃんと『美味しい』と言って食べてくれるようになりました。
来月。新たな命が"佐野家"に誕生する予定𓂃 𓈒𓏸໒꒱
𝑒𝑛𝑑
コメント
9件
泣ける😭
フォロー失礼します!! 血で驚かないの凄w
主様の才能神すぎ。 終わり方最高✨