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ゆあるな進展しすぎて神〜!!!ホントに尊すぎる…!!!✨✨✨ シヴァさんセコムも、じゃっぴがしれっとGPSつけてんのも、どぬちゃんが相変わらず可愛いので無事お腹と脳が♡♡♡ました…😇
セコムなシヴァさん面白いです👍 やはりゆあるなは正義ですねっ✨☺️
---桃虹組、本邸
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no
noaさん
noaさん
後処理はじゃぱぱさんがしてくれたみたいだけど
校内で大暴れ… 学校に説明するの大丈夫だったのかな。
no
no
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no
no
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そう
うちの組にいる 昔から従事し権力も力も中途半端にある 古い、厄介なたちの仕業だ。
私たち若い人が上にいることも そもそも私の存在も快く思っていない。
彼らのやり方で私を失脚させ 古い人間が実権を握る…きっとそんなストーリーを企てているのだろう
そうなったら、私もゆあんくんも、たっつんさんもなおきりさんもどうなるかわからない。
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たっつんさんが苦渋な表情を見せる。
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noaさん
普通の生活ができなくてごめんと 私とゆあんくんに何度も謝っていたお父さん…
色々と働きかけた矢先に亡くなってしまった。
"私たちの代で桃虹組を終わらす"
抱えている問題も、人も多すぎて ただ辞めますと言って タダで辞めれるわけがない。
なにかいい上手いやり方はないか… 私たちは模索し続けていた。
noaさん
no
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歴史に重きを置く桃虹組
組を終わらせたい私たち もちろんまだ存続を望む 権力と力に縋り付く古い人たち
内部での摩擦が日々激しくなっていた。
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ガタン!
思わず椅子から立ち上がった。
noaさん
noaさん
まだ守れるならここではなく 遠いところで守ってあげたい。 どうせこっちにくれば
知らないことを 知りすぎてしまうのだから。
no
noaさん
noaさん
腕を負傷したと聞いてだいぶ焦ったけれど
no
no
no
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no
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納得や、とたっつんさんが小さな声で言った。
noaさん
水族館か、いいなぁ ふたりが楽しそうに笑う姿が目に浮かぶ
私もそんなこと、してみたかったな なんて。
no
若いっていいですね なおきりさんが少し眉を下げて笑った。
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しばさん
しばさん
しばさん
おっきなシヴァさんとちっちゃい私
私は一生懸命顎を上に向け
シヴァさんは鋭い目で見下ろす
その差約30センチ…
runa
しばさん
両者譲らず
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しばさん
今日遊ぶのについていった方がいいんじゃないかってシヴァさんが…
気持ちはわかるけどるなはゆあんくんと二人がいいんだよ〜💦
jpp
jpp
しばさん
流石に俺ならちょっと嫌だわ と言ったお兄ちゃんに対して
シヴァさんが噛み付くように声をかぶせた。
jpp
しばさん
jpp
カバリとじゃぱぱさんの肩へ腕を回し ふたりでコソコソ話し出した
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しばさん
runa
jpp
…ふたりからゆっくりと距離をとる
しばさん
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しばさん
jpp
しばさん
しばさん
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しばさん
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カタタン…カタン
電車の揺れが心地よい
yanくん
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yanくん
yanくん
ゆあんくんが思い出し笑いをしている。
私たちが向かっているのは都心からちょっと離れた、海のそばにある水族館
その水族館に開催される、プロジェクションマッピングを駆使した海月のショーに一目惚れ。だってすごく綺麗で…
行くならここしかないと決めて 即ゆあんくんに連絡したのだった。
yanくん
yanくん
yanくん
runa
昨夜の興奮した自分を真似されて恥ずかしい。しかも微妙に似てるのがまた恥ずかしい。
yanくん
runa
runa
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yanくん
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まだ肩を揺らして笑ってる。 ふてくされていたら、ゆあんくんが平謝りしめきた。
yanくん
yanくん
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窓の外が眩しい
海に太陽の光が反射して キラキラ光ってる。
runa
yanくん
カラカラ…
私の手に 懐かしい瑠璃色の容器を置いた。
yanくん
runa
yanくん
普通の日常を切り取った ゆあんくんとの"何気ない一日"
こんなやりとりてきるのも嬉しくて 私はとっても浮かれていた。
runa
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yanくん
yanくん
水槽の中を指さし はしゃぐ小さな背中をみて顔が緩んだ。
るなが嬉しそうだ
yanくん
runa
他に来てる人も代休なのか…?
今日は平日なのに人が多かった。
yanくん
yanくん
runa
オレからの指摘に顔がぱあっと 二、三トーン明るくなる。
runa
…会った時から気づいてた。 でもすぐ言ったら変かなぁとか いうに言えなくて
runa
変なわけあるか、かわいいわ。 かわいすぎる。
yanくん
かわいいって言いたいけど…恥ずかしくて無理だった。
"似合ってるよ"、これが限界。
runa
runa
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yanくん
オレは普段寒色系を好んで着ない。 嫌いというわけではないがどちらかというと赤などの暖色系が多かった。
runa
狙ったんだ。その
runa
お揃いみたいにしたくて。
yanくん
照れるるながかわいくって こちらもつられて照れてしまった。
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yanくん
ダメだるながすぐ飛んでいってしまう …手でも繋ぎたいところだけど
一度どさくさに紛れて 繋いだことはあるけど。そうじゃなくて
ちゃんと、繋ぎたい。 その気持ちを知って欲しかった。
yanくん
runa
yanくん
runa
yanくん
runa
るなの大丈夫は一番大丈夫じゃない。
…もっと早く気づくべきだったわ…
…
…で
いないんですが!?
yanくん
数秒前まで隣にいたのに、海月のゾーンに入った瞬間見失う。そんなことある!?
yanくん
yanくん
yanくん
とりあえず周りを見渡し、海月ゾーンにはいないことを確認した。
yanくん
まぁ、そう言って離れなかったことはないけどな。毎回どっか行っちゃうんだよ…
yanくん
こんな暗がりでは探しづらい。 とりあえず目を忙しく動かしながら いきそうなところへ足を運んだ。
…
…?
あれ?
runa
runa
ふたりで海月ゾーンに向かっていたはず。 でも気づいたら私の前にカニ。
runa
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カニに目がないお兄ちゃんの顔が浮かんだ。
指でコツコツガラスに音を立ててご挨拶。おっきなニ本のハサミをあげ私を威嚇している。
runa
runa
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スマホをカバンにしまい考えた。 うろうろしていてお互い行き違いになっても良くない。
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runa
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最悪、総合案内で放送とか流してもらえるかな?
特に気にせず、私はのんびりお土産コーナーへと向かった。
runa
お菓子に文具 そしてたくさんのぬいぐるみ
runa
白くて丸っこいぬいぐるみを手に取った
runa
いろんなサイズがいっぱいある。 思わず値段を見てしまった
一番大きいのなんて
諭吉だしてお釣りが少しくる…?
runa
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一番小さな海月のぬいぐるみを手に取り
他の場所も見てみよう…そう思って横を向いたら
誰かが手に抱えてる大きな白い海月が目にうつる。
runa
どんな人が買うのかな、パッと見たら若いお兄さん
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すらりとのびた長い手、 モノトーンでまとめた服装 脳内では勝手にイケメン認定
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好奇心いっぱいで目線を上げた
ら
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ur
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事実にしばし、その場で固まるふたり
おっきな海月を抱えたうりりん 黙ってくるりと私に背を向けた。
runa
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逃がさないと必死に服の裾を掴む
runa
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この間の体育祭での一件を思い出す。
ur
runa
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ur
プライベートだからか雰囲気がいつもより柔らかい。そして私に見られたのが恥ずかしいのか
手持ち無沙汰におっきな海月の手を触っていた。
runa
ur
ur
ほれ、うりりんの三分の一はある海月のぬいぐるみを、私の前で見せてくれた。
runa
ur
イケメンとぬいぐるみって 意外と似合うんだ
少し体を離して、うりりんと海月のぬいぐるみを観察してしまった。
ur
runa
おっきな海月とうりりんが寝てるとこまで想像したのに
runa
ur
runa
runa
runa
ur
うりりんが一瞬たじろいだ それから視線を彷徨わせて
ur
意を決したような言葉が口から出てきた
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どうしよう!いつも無敵で自信のあるうりりんしか見たことないから
この感動をすごく誰かと分かち合いたい…!そんな気持ちになった。
ur
ur
runa
ur
runa
ur
ur
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そう言われてスマホを覗き込むと
ゆあんくんから何件か連絡が入っていた
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さっきまで目の前にいたはずのうりりんがいなくなっていた。
yanくん
runa
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うりりんのこと話してもいいのかな プライベートだし …知られたくないことかもしれない
yanくん
runa
runa
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runa
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yanくん
runa
怖いの嫌いなゆあんくん すごい声を出して辺りをキョロキョロしていた。
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yanくん
runa
疲れ果てたゆあんくんに小言を言われ、自信のない返事を返す。
---これから始まる 海月と光と音の世界へようこそ…
スタッフさんが 何やら海月について簡単な説明をはじめた。
フっと照明が暗くなる。
runa
照明落としすぎじゃない? 隣にいるゆあんくんもぼんやりと見える程度
前を向いて海月を探そうとした時、 後ろからきた人の波に押された。
runa
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なんとか踏ん張るけれど 徐々におされていく、これではまた
---それではどうぞ!幻想の世界へお楽しみください…
yanくん
グイッ
私の背中に腕が周り肩を強く引き寄せられた。
その瞬間 鮮やかな無数の光が目の前に広がる…
気づけばゆあんくんの胸のそば
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人が多いから仕方ないけど それなりの密着具合
引き寄せてくれたゆあんくんと目があった
yanくん
yanくん
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yanくん
綺麗な光がゆあんくんにちょうどあたって影を落としている。
安心した笑みを向けられ ゆっくり私の背中に回された腕が解けていった。
runa
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温もりが心地よかった、名残惜しくなる。
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集中して海月を見よう 私は顔をあげて一生懸命前を向いた。
yanくん
yanくん
ゆあんくんは見入っているようで 顔をさらに高くあげじっと見つめていた。
海月と音と光
綺麗なんだけど、いまいち頭に入ってこない。
runa
入ってこない説明を賢明に耳に入れようとすると、左手にあたたかな感触を感じた。
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yanくん
yanくん
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yanくん
優しい声が頭から降ってくる
左手に絡められた手のことには何も触れてこない。
runa
ゆあんくんに肩を引かれてから 海月も音も光もあんまり頭に入ってこない…正直。
runa
yanくん
何にも言わずにゆっくり ゆあんくんの指が私の手の間にはいり
ぎゅうって
yanくん
yanくん
yanくん
yanくん
yanくん
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yanくん
海月も音も光も
何にも見えないし 何にも聞こえなくなった。
ゆあんくんの顔を見る勇気も出ない
だから
runa
yanくん
yanくん
繋がり寄り添う腕に
ふいて顔を擦り寄せることしかできなかった
yanくん
runa
ぬいぐるみコーナーの前 るなが小さな白い海月のぬいぐるみを抱えている。
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繋いでいた手がするりと抜けていった。
yanくん
yanくん
yanくん
遠目から見てるなが誰かと話しているのが視界に入った。
手にでかい海月持ってるし。 細くてイケメンでおしゃれで目立つ。
誰だと睨みつけるように目を鋭くしたら
…"うり先生"だった。
yanくん
胸の奥で引っかかる
なんで誤魔化したんだ
別に先生と話していたって オレに言えばいいじゃないか
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yanくん
yanくん
一度離れた手を半ば強引に掴んだ。
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yanくん
yanくん
るなの手を引き お土産屋さんを後にする。
るなが、すこしとまどっている。
"意味をわかって"…だなんて
オレだけを意識して欲しくて
yanくん
つまらない、幼稚じみた嫉妬の見え隠れ
ならば好きと口に出してしまえと 誰かの声が聞こえてきそう
yanくん
勇気までもう少し
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yanくん
yanくん
またさらに固く手を握りしめた。
noaさん
noaさん
noaさん
久々の恋バナに少し胸が躍った。
noaさん
noaさん
私の部屋の前
白くてまんまるななにかが置いてある
noaさん
noaさん
手に取りくるくると回してみる
丸い目にお口のついた かわいくて白い海月のぬいぐるみ
noaさん
きゅーっ
思わず両手いっぱいに抱きしめた。
noaさん
時刻はまだ夕刻 帰ってくるには早すぎる
noaさん
noaさん
noaさん
淡い期待を自分で否定した。 だったらいいなって、思っただけだから
noaさん
noaさん
なんて海月に話しかける。
殺風景な部屋に癒しが来てくれた。
昔は好きで集めていたぬいぐるみも 組長代理になった時…だいぶ処分したっけ
noaさん
私は抱えきれない海月をなんとか抱え 部屋の中へと入った。
パタン
ur
ur
なぁ、のあさん
君は相変わらず
あいつのことしか見ていないし
あいつの声しか聞こうとしてないけど
オレは
出会った時から今までずっと
君だけを見ているんだよ…