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『橙、来たよ』

……ニコッ

今日も……

放課後橙の病院に行った

橙と出会ったあの日からほとんど毎日放課後には病院に寄っている

毎回今日あったくだらない事などを話すだけだけど……

その時間はすっごく早く感じる

(今日は何話そっかな……)

(そういや…橙の行きたいところってどこだろう……?)

橙って入院してる姿しか見たことないけど……

行きたいところとか……あるんかな、

あるなら今度連れてってやりてぇな……

誰か付き添いがあるならある程度の外出はOKらしいし……

『橙、行きたいところある?』

俺はそう書いて橙に見せた

橙は少し驚いた顔になりすぐにペンを持って描き始めた

……

……

橙は書いたものをゆっくりと見せてくれた

それを見て……俺はこんなことを聞いたことを後悔した

『学校や遊園地や動物園に行ってみたい』

『俺は、普通の子が行ったことあるようなところに行ったことがないから…』

……ッ、!

見た瞬間……

俺はなんてことを聞いてしまったんだ……と後悔した

こんな回答だとは思ってなくて……

ただ橙の行きたいところに今度連れて行ってあげようって思っただけたのに……

でも……

逆にチャンスか……?

遊園地や動物園に行ったことがないなら……

俺が連れて行って楽しんでもらいたい

『いつか一緒に動物園とか行こ』

そう書いて橙に見せると橙は嬉しそうに笑った

笑ってくれてよかった……

橙は疲れていたのか眠たそうにしている

……トン……トン…

……っ、

ゆっくりとお腹をトントンすると橙は段々と眠りに落ちていった

……なでな~で…

……っ、/

ふぅ……っ、

橙……寝ちゃったなぁ、

帰ろうかな……迷惑かけたくないし……

帰るか……

ーガラッ

……ぁ、

…………え、?
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