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誰かに電話をかけ、電話がつながる
桐島亜紀
？？？
桐島亜紀
桐島亜紀
？？？
桐島亜紀
桐島亜紀
？？？
桐島亜紀
？？？
桐島亜紀
電話の相手は同期の“降谷零”だった
電話を切り歩き出す
杯戸ショッピングモールの観覧車の72番に乗り
桐島亜紀
松田と同じ銘柄のタバコに火を付け、“禁煙”と書かれた紙を見て
桐島亜紀
桐島亜紀
桐島亜紀
桐島亜紀
桐島亜紀
苦しそうに大粒の涙を流し号泣する
三年前
警視庁に届いたFAXを見て杯戸ショッピングモールの観覧車、72番だと気付く
向かうとすでに松田が爆弾の解体をしていた
桐島亜紀
“残り1分しか無い”と言う言葉を聞き不安になりながらも
松田がいる観覧車に目をやり
桐島亜紀
携帯が鳴り見る
そこには解体をしているはずの松田からのメールだった
『悪りぃな、桐島。 先行くぜ？お前は生きろよ？』
桐島亜紀
桐島亜紀
涙を流しながら大声で叫ぶ
するとドカンッ！と爆弾する
桐島亜紀
桐島亜紀
壊れる様に泣き叫び、崩れ落ちる
桐島亜紀
桐島亜紀
涙を流しながらも、殺気の溢れた目で爆発した観覧車を見上げる
現在
桐島亜紀
桐島亜紀
桐島亜紀
桐島亜紀
桐島亜紀
“悪かったな…”
桐島亜紀
頭に何かが触れる感覚がして目を見開く
桐島亜紀
桐島亜紀
松田に訴える様に困ったとでも言う笑みを浮かべ言う
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