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sm

…チッ…

sm

そろそろシャークんの番だ

shk

だな、結局犯人の手がかりは無しか、

sm

……すまん

shk

いや、大丈夫大丈夫

俺らはNakamuからの通信を受け取ったあと、 舞台裏でこっそりと話をしていた

舞台上では、ある綺麗なドレスをまとった女性がお辞儀をしていた

sm

……クソッ、いつもみたいに知恵の輪が解けねぇ

イライラが募っているのか、俺はガチャガチャと荒々しく知恵の輪をいじる

shk

そんなに雑に扱うなよ、

sm

だって…

shk

いざとなったら、俺が何とかしてやるから

sm

……わかった

釈然としない様子で俺が呟いた

その時、後ろから声がした

依頼人

……あのぉ

sm

んッ? あ、依頼人の…

shk

芽菜様

依頼人

いや、様付けやめてくれませんかね、?

shk

いや依頼人なんで…

後ろにオドオドとたっていたのは芽菜様だった

依頼人

犯人、見つかってないですよね、

sm

……まぁ、はい、実はそうなんです

依頼人

……そう、ですか

shk

いや、でも大丈夫です!! 最悪俺が能力で何とかして━━━━━━━

依頼人

いや、いいんです

sm

……え?

俺らを冷静に見つめて、依頼人は言った

依頼人

実は、このコンサート会場、私の父が創ったものなんです

sm

? はぁ、

依頼人

能力「机上の空論」というものを持っていて

依頼人

机に向かって建物などの設計図を書くと

依頼人

それが実現するというもので

shk

そ、そうだったんですね、

急に語り始めた依頼人に、 シャークんが戸惑う

依頼人

私、昔から父が嫌いで、

依頼人

適当な設計図を直せと何も分からない私に言ったり、

依頼人

でもそれでこんな壮大な会場が出来上がってるんです

依頼人

父は設計しただけなのに、何も苦労してないのにッて

依頼人

だから、あの生意気な父が創った会場なんか壊れてしまえばいいと

依頼人

少し、考えていたのです

依頼人

……あッ、すいません、愚痴みたいな話をしてしまって、

sm

……いえ、大丈夫です。

sm

犯人の情報が手に入ったので

依頼人

……? この話で、ですか?

shk

おい、スマイル、今の話にそんな大事な情報があったのか?

俺が確信を持って言うと、依頼人とシャークんがそれぞれ怪訝な表情を浮かべた

sm

あの、少し離れたところに移動してもいいでしょうか

依頼人

……え?なんで?

shk

そうか、知恵の輪の名探偵をするために、

shk

人気のないところで情報を整理するのか

sm

その通り

sm

ッてことで、じゃ

俺は知恵の輪をグッと握りしめて、 舞台裏を出た

コンサート会場から外に出る

僅かに拍手が聞こえた。

次がシャークんの番だ、と思った

sm

カチャカチャ……

俺は知恵の輪を解きながら、猛烈なスピードで情報の整理を始めた

……あ、スマイル先輩

sm

……お、杏に、かさな、水さんか

かさな

……こんにちは

水夏

奇遇ですね~どうしたんですか?

sm

知恵の輪を解いてる

sm

驪葉さんは?

驪葉さんなら、今2階席でNakamu先輩と一緒にいます

sm

そうか

sm

……

俺はカップうどんを食べる杏をスルーし、 推理に集中した

組織からの手紙、あれは手書きだった

sm

……

何故手書きにしたのか、筆跡でバレてしまうかもしれないのに

sm

……

犯人はその事に気づかなかった?

sm

……いや、

━━━━━━━━━━筆跡で気づいて欲しかったのか?

sm

……成程

カチャン、と知恵の輪が地面に落下した

解けた知恵の輪が。

……! 犯人がわかったんですか?!

sm

……あぁ、わかった。

sm

犯人は━━━━━━━━━

???

全員、その場から動くなッッッ!!

かさな

ッ!!

水夏

ッ何?!

……もしかして

sm

……くそ、遅かったか、

コンサート会場から聞こえた男の声

俺はそれを認識した瞬間、会場に向けて叫んだ

sm

会場内の皆様、伏せてください!!!

𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡300 ((こんな来るかなぁ、 ((あんま参加型の皆様出てこなくてほんとにすみません

僕らの「will do anything」な日常

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コメント

5

ユーザー

いや、え?好き smさんかっこいい〜ッ

ユーザー

大丈夫よぉーw

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