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@Somi. 👻🍼
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主
主
主
夕方。
イザナは、ゆっくりと佐野家へ向かって歩いていた。
(イザナの心の声) 今日1日、いろんなことがあった。
じいちゃんから聞いた事。
真一郎に言ってしまった言葉。
そして、たけみちがくれた言葉。
たけみち
その言葉を思い出す。
イザナ
家の前まで来る。
イザナは玄関の前で立ち止まった。
中から、声が聞こえる。
真一郎
マイキー
おじいちゃん
エマ
おじいちゃん
イザナ
イザナ
イザナは、しばらくその声を聞いていた。
そして──
ゆっくり玄関を開ける。
イザナ
真一郎
真一郎が振り返る。
イザナは少し緊張しながら、真一郎を見る。
イザナ
真一郎は何も言わずに笑った。
真一郎
その一言が、胸に染みた。
イザナ
もう一度、小さく呟く。
真一郎
イザナ
真一郎
縁側で話す。
イザナ
イザナが俯く。
イザナ
真一郎
イザナ
真一郎
真一郎は優しく笑った。
真一郎
イザナ
真一郎
イザナが顔を上げる。
真一郎
イザナ
真一郎
イザナは唇を噛んだ。
そして、しばらく黙ったあと──
イザナ
真一郎
真一郎の目が大きく開く。
真一郎
イザナ
真一郎
真一郎の顔が一気に明るくなる。
真一郎
イザナ
真一郎
イザナ
真一郎
イザナは思わず笑った。
イザナ
真一郎
その笑い声につられて、イザナも笑う。
イザナ
すると──
エマ
エマの声が聞こえた。
真一郎
イザナ
2人で居間へ向かう。
そこには、マイキーとエマ、おじいちゃんがすでに座っていた。
マイキー
真一郎
真一郎が席につく。
イザナもその隣に座った。
真一郎
(みんなそろって) いただきます!
イザナ
イザナは目の前の料理を見る。
イザナ
マイキー
マイキーが得意げに笑う。
マイキー
おじいちゃん
おじいちゃんが呆れたように言う。
おじいちゃん
マイキー
おじいちゃん
エマが笑う。
エマ
マイキー
おじいちゃん
イザナ
イザナの口から小さな笑い声が漏れた。
真一郎
真一郎が隣を見る。
イザナは、楽しそうに笑っていた。
その姿を見て、真一郎も笑う。
真一郎
イザナ
真一郎が料理を取り分けてくれる。
真一郎
イザナ
真一郎
イザナ
真一郎
イザナ
イザナは笑った。
その笑顔をにつられるように、みんなも笑う。
マイキー
エマ
マイキー
エマ
おじいちゃん
賑やかな声が、家の中に響く。
イザナはその真ん中にいた。
(イザナ心の声) 少し前まで、自分には家族なんていないと思っていた。
(けれど今は──)
(隣には、兄ちゃんがいる。)
(向かいには、マイキーとエマがいる。)
(そして、じいちゃんがいる。)
(それに、たけみちと鶴蝶もいる。)
(血が繋がっているかなんて、もうどうでもよかった。)
大切なのは──
自分を大切にしてくれる人が、ここにいること。
イザナ
イザナはみんなを見渡す。
そして、嬉しそうに笑った。
イザナ
真一郎
真一郎が聞き返す。
イザナ
真一郎
また、笑い声が響く。
その日の佐野家の食卓は、いつもより少しだけ賑やかだった。
そしてイザナは──
その賑やかな場所を、もう「自分の居場所」と呼んでもいいのかもしれない。
そう思えたことが、今は少しだけ嬉しかった。
主
主
主
主
コメント
4件
好き 感謝
おお……読んでてじんわり温かくなったわ。イザナが「ただいま」って言える場所、ちゃんとあるんだなって思えた。真一郎の「おかえり」の一言で全部許されてる感じがして、そこから「兄ちゃん」呼びに戻る流れも自然で泣ける。喧嘩しながら食卓囲む佐野家の風景、イザナがその輪の中にいるのが本当に尊い。血縁じゃなくて、そこに“居場所”があるって気づけたラストが沁みる。いい話だった🔥