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屋上

寧々

は〜〜〜〜(ため息

寧々

イケメンが空から降ってこないかしら…

花子くん

ヤシロ…

寧々

別に本気じゃないもん

寧々

現実とフィクションの区別くらいついてるもん

寧々

(._."ll)

寧々

でも怪異の助手なんてやってるのよ?

寧々

つい特別な出会い

寧々

特別な恋を期待しちゃうじゃない

花子くん

トクベツ?

寧々

例えばこの映画みたいに…

寧々

高貴な血筋ゆえに悪霊に囚われた可憐な少女(私)

寧々

そんな彼女の目の前に空から降ってきた美青年

寧々

彼は見事悪霊を打ち祓い少女と結ばれるの…

寧々

(ღ*ˇ ˇ*)。o♡

花子くん

俺打ち祓われてるんだけど

花子くん

キケンシソー禁止ー

花子くん

ヒ ョ イ (本を取り上げる

寧々

(っ’・Д・)っアー

花子くん

大体そんなモーソーしなくても

花子くん

ヤシロには俺がいるじゃん

そこまでだ!

やっと見つけたぜ悪霊め!!!

寧々

(空から男の子…)

寧々

(あの映画と同じ!)

かもめ学園中等部三年……

寧々

(まさか美青年が私を…)

寧々

(´。✪ω✪。 ` )

源光だ!

冥土の土産に覚えときゃがれ!

寧々

( ˙-˙ )‪.。oO( 🤴🏻❌)

寧々

知り合い?

花子くん

直接の面識はないけど…

花子くん

あの少年は源家の人間だね

花子くん

俺が見えるのもそのせいだ

寧々

源家……

寧々

武士?

花子くん

昔々のお話さ

花子くん

今よりも夜の闇が濃かった時代

花子くん

当時俺たち怪異は妖怪と呼ばれ今よりずっと強い力を持っていた

花子くん

中でも神に勝ると恐れられていたのが

花子くん

日本三大悪妖怪と並び称された三体

花子くん

その一角、大江山の悪鬼酒呑童子を打ち倒したのが──────

花子くん

稀代の祓い手

花子くん

源頼光この少年のご先祖様だ

その通り!!( ドヤ

随分と詳しいじゃねぇか…

ご先祖様が後の世のため遺した強力な退魔具の数々

それらを受け継ぎテメーみたいなタチの悪い怪異どもから人々を守る

それが源家に生まれた男児の役目!

つーわけで

オレはお前を祓う!

覚悟しやがれ花子!!

花子くん

祓うねぇ…

花子くん

君には無理だと思うけど?

そうか?

バチッ⚡️

花子くん

…ッッ!!

寧々

花子くん!!

これは我が源家に伝わる退魔具

雷霆杖

持ち主の霊力を退魔の雷に変換して打ち出す霊杖だ

まさか自分から触れるとはな!

これで終わりだ!

寧々

やめて!

ぅあぶねっ

バッカ野郎!

急に飛び出して来んじゃ

寧々

( ・̆༥・̆ )キッ

ねぇ………です……

あのあなたは……💦/

寧々

高等部1年八尋寧々

寧々

花子くんの助手でお友達!

寧々

これ以上花子くんに酷いことするなら私怒るんだからね!

えっ…いやでもアイツは超悪い怪異で…

寧々

花子くんは悪い怪異じゃないよ

寧々

私のことだって助けてくれたんだから!

それは違ッ…います!!

あいつはただの怪異なんかじゃない…

トイレの花子さんはオレのばーちゃんがやっとの思いで封印した超超究極な悪霊なんです!

しかもあいつは包丁を武器として使っている

生前それを凶器として使った証拠です

あいつはあの包丁で誰かの命を奪ったんだ!

寧々

そんなうそ…

先輩は騙されているんです!

あんな奴信用しちゃ駄目だ!

花子くん

ちぇ

花子くん

バラされちゃった

寧々

!!

!!

花子くん

あーあー

花子くん

もうしばらくはヒミツにしとこうと思ったんだけどな〜

花子くん

君の言う通り確かに俺は人を殺した

花子くん

でもカミサマが言ったんだ

花子くん

この役目を全う出来れば

花子くん

俺の罪は消えるんだって

花子くん

だから祓われるワケにはいかない

花子くん

悪いね

ワケのわかんねぇこと言いやがって…

待て!!

花子くん

WINNER!

寧々

大丈夫?

花子くん

こーでもしなきゃ諦めてくれなさそうだったからね

花子くん

丈夫そーだし

花子くん

少ししたら起きるよ

寧々

この杖隠した方がいいんじゃない?

寧々

また来るかも…

花子くん

俺のことシンパイ?

寧々

あっ当たり前じゃない!

寧々

友達なんだから

花子くん

…そう

花子くん

ヤシロは人殺しでも仲良くできるんだ

寧々

そ………

花子くん

なーんつって

花子くん

冗談冗談

花子くん

その少年はそのままで大丈夫だよ

花子くん

賑やかなのは大歓迎だ

花子くん

まぁ…

花子くん

近々もっと賑やかになりそーだけどね

( ス タ ス タ ス タ ス タ

( ス タ ス タ ス タ

あれ…?

君、こんなところで何してるの?

( ス タ ス タ ス タ

待ってよ( ガシ ッ

君、なんか不思議な雰囲気漂わせてるね

もしかして君さ………

椿

あ!ここに居たー!

椿

転校してきたから気になって学校探検してたの?笑

( . .)"コク

えっと…

椿

この子私の身内なんです(*^^*)

椿

好奇心旺盛でよく探検して迷子になるんですよ(*^^*)

…そうだったんだ(*^^*)

椿

あの…

椿

なんでこの子の腕掴んでるんですか?

椿

離してあげてくれませんか?(*^^*)

あぁ…ごめんね ( パッ

スタスタ

サ ッ (椿の後ろに隠れる

椿

この子人に触れられるの苦手なんですよ

椿

この子に触らないで貰えます?(*^^*)(圧)

ゾワ ッ

(なんだ…)

(この圧は……)

椿

もうはぐれちゃダメよ?

( コ ク ッ

椿

次からは気をつけてくださいね、先輩(*^^*)

気をつけるよ

ごめんね(*^^*)

じゃあ僕は行くよ

椿

さようなら(*^^*)

椿

源輝先輩(*^^*)

( ス タ ス タ ス タ

(なんだったんだ…?)

椿

椿

危なかったわね

椿

腕強く掴まれてたみたいだけど

椿

大丈夫だった?

椿

香白

香白

大丈夫

香白

平気

香白

触られたの以外

椿

そんなに強く握ったのかよあいつ

椿

最近の源家はみんなあんな感じか?

椿

反吐が出る

椿

それで?

椿

どうだった?

香白

椿の予想通りだった

椿

そう…

椿

普通廊下であんなこと言わないと思うんだけどね……

待ってろ花子!

オレは……

テメーを祓う!!

(( ゚∀゚)ウハハ八八ノヽノヽノヽノ \

「あの子大丈夫…?」

「どうしたのかしら…?」

ヒソヒソヒソヒソ

椿

………

香白

こっちからしたらいい収穫だったね

椿

ほんとね

椿

獲物を先に取られるのは嫌だけど

椿

今日は大丈夫そうだからいいや

椿

対策練って早めに行こう

椿

旧校舎3階

椿

女子トイレの3番目

香白

仕事はさっさと終わらせよ

椿

うん(*^^*)

…………………たは…………………………

………あなたは知っていますか?

その階段の破ってはいけない

"決まり”のこと

「マジだって!」

「ここだよ!」

「あのラジオで流れていた怪談!」

「四段目を踏んだらってやつ……?」

「行ってみろよお前!」

「えっ……でも……」

タ ン タ ン ( 階段を登る

ピチャッ

その階段の四段目は決して踏んではいけません

「水……?」

なぜなら

"あちら”に連れていかれてしまうから

今回はここまで!

久々に出したな〜

椿

遅い

香白

( . . )"うん

ごめんなさい…

忙しくて…

香白

イイワケダ…

=(´□`)⇒グサッ

NEXT❥❥❥400♡

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サイコウ←ドウモサイコウシカイエナイニンゲンデス

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