入学式当日。
下駄箱にクラス表が張り出されている。
柚夏
(気の合う子とか、居るかな…)
柚夏
(いやでもやっぱり…!)
柚夏
(流花さんと同じクラスでお願いしますっ!!)
クラス表に目を向けると、1年3組…
三上 柚夏 ︰ ︰ ︰ 宮崎 流花 の文字があった。
柚夏
ッ!!
柚夏
(やったぁ~!!流花さんと同じだっ!!)
私は軽い足取りで教室へと向かった。
ガラガラ…
柚夏
(ふぅ…緊張する…)
柚夏
(あ、そういえば流花さん……)
柚夏
(あ、居___)
流花さんの周りには人だかりができていた。
そりゃそうだ、顔、声、中身、何もかも美しい人が人気にならないわけが無い。
柚夏
(あ~あ、私だけのモノじゃないんだなぁ…)
柚夏
(……って何考えてんの私は!!)
柚夏
(意地でも惚れさせるって決めたんだ!弱音なんか吐いてらんない)
柚夏
流花さん~!久しぶり(ニコッ
流花
…!柚夏、久し__
流花
っ?!その髪…
柚夏
うん、どう…似合ってる?
私は春休み中、ショートにバッサリ切った。
決して失恋したからって訳じゃない。 流花さんに見合う人になれるよう。
しかもピアスも開けた。まぁまぁ痛かった…
でも…流花さんの為なら……!
そう、思えた。
流花
すごく…似合ってる (ニコッ
柚夏
ッ…//
柚夏
あり…がと……//
柚夏
(やっぱこの笑顔には弱いっ…)