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テラーノベル(Teller Novel)

ユリア

とは言ったものの…とりあえずまとめなければなりませんわね

そして、気づいた。

リアノ

あ、あの?

ユリア

あ…

そう、メイドのことを忘れておった!

どうしよ、

ユリア

べ、別にあなたに罰を与える気はなくってよ

リアノ

…え?

ユリア

なんですの?問題がありまして?

リアノ

い、いえありがとうございます

ん?あれ?そうじゃん!

この子…最後の最後でユリアを罵倒するメイド頭の名前じゃん!

なんで気づかなかったんだ!?

んー罵倒されないためには…

???

いびらなければいい話やん

え、誰

???

私?私はねー

しずく

あなたの別人格のしずく

あ、別人格ね。

はぁ?

しずく

まぁ、その反応も無理はない

リアノ

あ、あのユリア様?

ユリア

ひゃいっ!!

リアノ

どうかいたしましたか?

そ、そうよね正体はともかくいびらなければいいわ

ユリア

あ、あああなたを専属メイドにする、わ

リアノ

…へ?

その気持ちはわかる。(((

だからとりま専属にすればいっか。みたいな?(((

リアノ

よ、よろしいのでしょうか、?

ゲームではもうちょっと気が強かった気がしなくもないがね

ユリア

ええ、あなたがいいわ

実際世話焼きで弟を人質に取られてユリアに奴隷にされたのよね

リアノ

光栄にございます!!!

ユリア

これからも家族に尽くしてくれると嬉しいわ

リアノ

はいっはいっ!精一杯勤めさせていただきます!

ユリア

ええ、よろしくね

ん、?そういえば今の私は7歳。

王道の王子ルートはまぁ典型的に悪役令嬢と婚約。

ユリアが王子の婚約者になるのは…

ユリア

7歳!?

やべぇやべぇよ!

これは早急に手を打たねば…

リアノ

そういえばユリア様、!

ユリア

な、なんでしょう?

リアノがお茶をいれながら言う。

リアノ

明日の午後この国の王子がこの家に来るらしいです

ユリア

ふむふむ…え、もう一度お願いできる?

リアノ

はい!王子が明日の午後ここに来るらしいです!

ユリア

( ゚□゚)

リアノ

…ふふっ

ユリア

あ…笑った

そう。リアノは弟と引き離されたせいか笑うことがなかった

ユリア

ふふっ笑えるじゃない!

リアノ

ふぇっ!?ほ、本当だ

ユリア

良かったわ…ニコッ

いや全然よくなーい!!

王子!?早いわ!

しずく

うるっさいわねー

しずく

まぁ頑張りなさいよ

ユリア

はぁ…あのクソガキ王子と会うなんて…

そう。王子はクソガキなのだ。

腹黒なのだ。

リアノ

私も全力でサポートいたします!!

あぁ、今はただ専属メイドに癒されよう…

一方そのころ

??

ほう?その、ユリア嬢の人格がかわった、と?

??

ええ、前は残念美人でしたが今では完璧な美人になったとの噂です。

??

前の人格はしらんが俺様が特別に会いに行ってやろう。

??

きっと喜びます

??

当たり前だ

ユリア、どうなるのか?

乙女ゲームの悪役令嬢になったけど二度も死にたくありません!

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