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アラスター
優しい時間に浸っていた私の前に
チョコレートの箱が差し出される
アラスター
アラスター
〇〇
急に意識を現実に引き戻され、思わず声が上がる
〇〇
〇〇
一緒の時間を過ごす、というのは勿論またとない申し出だ。
それでもこうして断るのには、ちゃんと理由があるのだ
―――彼には悪いが、私は大の甘党だ。
それに加えて、酒にもめっぽう弱いときている。
試作の際に何度か味見をしたのだが、
やはり私にとっては甘いチョコが恋しくなるような味なのだ。
それを知ってか知らずか、
アラスターはにっこり笑って食い下がる
アラスター
アラスター
アラスター
アラスター
〇〇
いたずらっぽく笑うアラスターは
間違いなく私の本心を見抜いている。
それでも、こんなずるい台詞を吐かれては到底敵わない。
――惚れた弱みなんて、やはりそんなものなのだ。
恋心を逆手に取られた私は
ぐぬぬ・・・と言葉を詰まらせて打開策を探った
アラスター
〇〇
〇〇
〇〇
白旗を揚げたのは、やはり私だった
そんな私の返答に、アラスターは満足そうに笑みを深める
アラスター
〇〇
半ばヤケを起こした私は
パシン、と一度合掌してからチョコをつまみ
ひと思いに口の中へと放り込んだ