/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ないこ
俺の名前はないこ
今年で15歳
両親はおらず、孤児院で生活している
そう。ここは孤児院 そして俺は15歳
16歳になるまでに引取り手が見つからなければ、孤児院を出てホームレスデビューだ。
こんな年齢で働けるわけないし、16歳でホームレス＝死である
ないこ
今日は12月14日
俺の誕生日まで1ヶ月を切った
孤児院の食堂
孤児院のお姉さん
「いいお知らせ」
この孤児院ではその言葉は誰かの引き取り手が決まった時に使われる
誰か引き取られるのか、、
いいなぁ…
孤児院のお姉さん
ないこ
孤児院のお姉さん
ないこ
まさか、まさか、、ね？笑
根拠のない期待に胸を膨らませる
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ👏
ないこ
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
ないこ
俺は一瞬胸が轟いた
そう、“一瞬”
どうせ、俺は愛されない
俺は何回も何回も引き取られては孤児院に戻ってきてを繰り返している
流石に慣れた
感情がない俺は、誰にも愛されるはずがない
「なんで笑わないの？」
「な、ないこ君？」
最初は優しいよ。
それでも、、、
「ここまで尽くしてやってんだから一回くらい笑えよ！」
「もういいわ。孤児院に帰れ」
また、捨てられた
孤児院のお姉さん
お姉さんの声で意識が現実へと戻る
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
孤児院のお姉さん
お姉さんが心配そうな顔で俺を見る
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
今回“は”じゃなくて今回“も”だよ、、
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
孤児院のお姉さん
お姉さんが否定しようとする
でも、本当に俺が悪いんだよ。
ないこ
話を逸らす
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
適当に言ったが本当に時間がヤバイらしくお姉さんが軽くダッシュしだす
ないこ
俺はお姉さんの後ろを淡い期待を抱いて軽いダッシュで追いかける
ｶﾞﾁｬ🚪｟開｠
ないこ
なぁんだ。
まだ誰もいないじゃん、、
俺は入るや否や窓際の席に座る
ないこ
外はまだ昼だからイルミネーションがついていない豆電球で建物が飾られている
木々に葉はついておらず、少し寂しい
孤児院のお姉さん
ﾊﾞﾀﾝｯ🚪｟閉｠
孤児院のお姉さん
ないこ
ないこ
ｺﾝｺﾝｯ🚪
ないこ
「何も心配していない」
そう言ったのは自分だが、ドアがノックされて一瞬息ができなくなった
ないこ
お姉さんやこの後入ってくる引き取り手の人にバレないよう、静かに息を整える
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
ないこ
ｶﾞﾁｬ🚪｟開｠
if
わ、、。イケメン、、
って！何考えてんだよ！！
ないこ
引き取り手の相手を見て変なことを考えてしまい顔が火照る
if
声をかけられたので顔を上げたら
if
あのイケメン顔がすぐそこにあって仰け反ってしまった
if
お兄さんが申し訳なさそうな顔をする
ないこ
ないこ
if
急に話が変わる
ないこ
if
if
ないこ
ないこ
俺があだ名で悩んでいると、、
孤児院のお姉さん
「「あ、はい」」
ないこ
if
ないこ
ハモりましたか？と訊こうとしたら
if
if
if
そう言ってふにゃっと笑う
イケメンなだけでなく可愛いとか反則だろ…
孤児院のお姉さん
if
いい返事だ…
孤児院のお姉さん
孤児院のお姉さん
if
if
if
if
if
あ、大人はいないんだ、、、
if
if
ないこ
if
if
そこからは、どこに住んでいるか
これから俺にどういう生活をさせるのか
何か気をつける点はないか、などを教えてもらった
if
if
ないこ
ないこ
ないこ
俺が1番訊きたかったこと
まぁ、今までの引き取り手もみ〜んな「知ってる」って答えて俺を捨てたから訊いてもまぁまぁ意味がないこと
それでも、
毎回俺が1番期待すること
if
ないこ
if
ないこ
あたかも常識のようにifさんは答える
ないこ
if
ないこ
if
ないこ
if
ifさんは笑みを崩さないまま俺見る
まるで俺の全てを見透かしているように感じる
俺の目の1番奥を見つけられているような気がする
ないこ
どうしても居心地が悪くなり目を逸らす
俺はこの感情の名前を知らない
if
if
何それっw
プロポーズみたいじゃんか、、
まぁ、どうせ裏切られるんだろうけど、
少しだけ
ほんの少しだけ、、
ないこ
ｷﾞｭｯ
ないこ
期待しようかな
コメント
3件
神作品をまた見つけてしまった！
天才ですか？神作すぎます
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ