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そして待ちに待った夏休み

約束の8月3日は直ぐにやってきた

ゆう

駅前に10:30に待ち合わせか。

ゆう

まだ大丈夫だ。

ゆうの母

ゆう、朝ごはん出来てるわよー。

ゆう

今行くー。

朝食中

ゆう

今日、出かけるから。

ゆうの母

そう。友達のとこ?

ゆう

え……っと。

ゆうの母

あら、違うの?

ゆう

うん、友達の家…。

ゆうの母

そう。気をつけるのよ。

朝食後

ゆう

教科書とノート…筆箱。

ゆう

あと……借りた本返さないと。

ゆうは準備をした後、駅に向かった

ゆう

よし。時間ぴったり。改札前にいればいいか。

板野先生

ゆう。

ゆう

あ、板野先生。

ゆう

待ちました?

板野先生

ううん、俺も来たばかりだから。

ゆう

そうですか。

ゆう

先生の家ってどこら辺なんですか??

板野先生

2駅先だよ。それじゃあ行こ。

ゆう

あ、はい。

2人は電車に乗り込んだ

電車を降りて駅から5分ほどのところに板野先生の家があった

ゆう

アパート暮らしなんですね。

板野先生

うん。新築だからまだ他の住人はいないし、うるさくしても大丈夫だよ。

ゆう

えぇ…あ、分かりました…。

板野先生

階段登って1番奥。203号室。

話しながら板野先生の部屋の前に来た

板野先生

入って。

板野先生は笑顔で迎えてくれた

ゆう

お邪魔しまーす。

ゆう

(お、中も綺麗だ…。)

板野先生

リビングの椅子に座ってて。お茶入れるから。

ゆう

分かりました。

ゆうは早速カバンから教科書を取り出した

板野先生

お、やる気あるね。お茶だよ。

ゆう

ありがとうございます。

板野先生

早速始めよっか。

ゆう

お願いします。

午前中は真面目に勉強を教わった

お昼は板野先生の手料理をご馳走になった

午後は先生と話をしたり、テレビを見させてもらった

先生は本を読んでいた

ゆう

なんの本ですか??

板野先生

これ??多重人格者の話でね。

ゆう

多重人格者??

板野先生

うん。1人の人間に2人以上の人間の意思があるって言えばいいのかな??

ゆう

体を共有してるってこと??

板野先生

それはまた意味が違ってくると思うけど…。

ゆう

(多重人格者…。どんな人だろ。)

ゆうは再び勉強をしたり、本を読んでいた

そして時間は6:30になっていた

ゆう

(やば。時間が。帰らないと。)

ゆう

せんせぇ…。

ゆう

嘘だ……。

板野先生

………💤

ゆう

(寝てる………💦)

ゆう

(起こしちゃダメだよね…。でも黙って帰れない。)

板野先生

………💤

ゆう

(仕方ない。起きるまで待ってよ。)

そして1時間が過ぎた時

板野先生

ふぁぁ…疲れた…。

ゆう

あ、先生。

板野先生

あれ、ごめん俺寝てたね。今何時?

ゆう

7:30です。

板野先生

あぁ、ほんとにごめん!!

ゆう

大丈夫ですよ。起きるの待ってたんです。遅いので俺帰りますね。

板野先生

……。

板野先生

ゆう。夜遅いし、お腹すいてるだろ?どこが食べに行かない??

ゆう

えぇ…。

板野先生

ね?焼肉とかどう??

ゆう

是非!行きたいです!✨

板野先生

決まり。近くにあるんだ。行こ。

ゆう

はい!

ゆう

あっ…なんかすいません…。

板野先生

いいんだよ。こんな遅くまで待っててくれたし、お詫びね。

2人は焼肉屋に向かった

板野先生

休みなのに空いてて良かったね。

ゆう

そうですね。

板野先生

好きなの頼んでいいよ。

ゆう

ありがとうございます。

板野先生

ゆう。

ゆう

はい?

板野先生

今日、うちに泊まって行きなよ。

ゆう

えぇ?!

板野先生

だって帰る頃は時間も遅いだろうし、教師として生徒を危険な目には合わせられないから。

板野先生

夜は危険なんだぞ??大丈夫って思っててもいつ変な奴に襲われるかわかんないんだからな。

ゆう

でも、着替えとかないですし…。

板野先生

俺の使えよ。

ゆう

服をですか??

板野先生

あぁ。

ゆう

下着はどうするんですか??

板野先生

あぁ……そっか。

板野先生

……。

ゆう

……。

板野先生

俺のは??

ゆう

?!?!///

板野先生

流石に俺もまずいと思った。

ゆう

そ、そうですよ…!!///

板野先生

帰りに駅前のデパートで買ってけばいいよ。

ゆう

(なんか、もう泊まることになってる💦)

とりあえず食事を楽しんだ

夕食後、2人は家に帰った

もちろん、板野先生の家に

帰り道、デパートによって下着も買っていた

ゆう

(本当に泊まることになった…。、)

板野先生

なんか、生徒が俺の家にいると新鮮な感じだな。

ゆう

でしょうねぇ…。

板野先生

俺は楽しみだな。

ゆう

はい??

板野先生

なんかワクワクする。

ゆう

そ、そうですか。

ゆう

(普通に居ずらい…。)

板野先生

俺、先にお風呂入るから、その後入ってね。

ゆう

あ、はい。

板野先生は10分ほどでお風呂に入った

板野先生

出たよ。入っちゃって。ゆっくりでいいよ。

そう言いながら、板野先生はゆうに部屋着を渡した

ゆう

ありがとうございます。

ゆうは部屋着を受け取ると、風呂に入った

ゆう

(寝る時とか2人で寝んのかなぁ…??)

ゆう

(心臓の音:ドクドクドク)

ゆう

(心拍数上がってきた。)

ゆう

(逆上せる。出よ。)

ゆう

出ましたー。

板野先生

………💤

ゆう

(また寝てる。疲れてんのかな??)

ゆう

(する事ないし、もう少し勉強しとこ。)

ゆうはリビングの机の上で教科書を開いた

ゆう

(まだ9時前か。お母さんに連絡してなかったからしとこ。)

ゆう

(絶対に怒られるし、帰ってこいって言われる。)

(プルルルプルルル)

ゆうの母

(もしもし??)

ゆう

お母さん??今日、急遽友達の家に泊まることになっちゃって…。

ゆうの母

(何?何かあったの??)

ゆう

ちょっと帰れない状況でね…。

ゆうの母

(そう。分かったわ。しっかりお礼するのよ。)

(プープープー)

ゆう

……。

ゆう

(怒られなかったし、泊まることも許された…。とりあえず良かった。)

ゆう

(勉強の続きしよ。)

ゆうは11時位まで勉強をしていた

ゆう

眠…。寝たいけど、先生起きないなぁ…。

板野先生

………💤

ゆう

……。

板野先生

ううぁぁ……。

ゆう

あ、先生。

板野先生

あ?なんだよガキ。

ゆう

(ガ、ガキ?!)

ゆう

あの、先生??

板野先生

おい、冗談はやめろよ。誰がお前の先生だよ。

ゆう

えぇ…??大丈夫ですか??

板野先生

お前、名前は??

ゆう

わ、忘れたんですか?!

板野先生

いや、俺お前と初対面だけど。

ゆう

せ、先生!!冗談やめてください!!

ゆうは板野先生の肩を掴んだ

しかし、勢い有り余ってそのまま2人は床に重なるように倒れてしまった

板野先生

痛てぇ…。

ゆう

ご、ごめんなさい!!

板野先生

……。

板野先生

お前、意外と積極的なんだな。

ゆう

は、はい??

板野先生

あれ?よく見るとお前意外と可愛い顔してるし。

ゆう

ちょ、何言ってるんですか…??

板野先生

「あいつ」もこんな可愛い子狙うなんて、なかなかやり手だな。

ゆう

あいつ??なんのことですか??先生!!

板野先生

あいつって、お前の先生だよ。実はいうと、俺はお前の言う先生の中のもう1人の人格なんだよね。

ゆう

人格…??

板野先生

そうだ。多重人格ってやつ。お前の言う先生は多重人格者ってこと。

ゆう

多重人格者?!

板野先生

この先生は最初は普通の人だった。けど、ある日この先生の体の中でもう1人の人格が生まれた。それが俺。

あく

あくだ。

ゆう

あく…??

あく

あぁ。性格悪いからクソ教師にはあくって呼ばれてる。

ゆう

いつから??

ゆう

どうやって生まれた??

あく

質問が多いんだよ。全部あのクソ教師に聞け。

あく

それより、俺お前みたいな奴すんごいタイプなんだよね。

ゆう

は…??

あく

こう見えて、俺って恋愛対象男でさ。

ゆう

えぇ…?!///

あく

何?大好きな先生に言われてる感じで照れてんの??

ゆう

違う……。///

あく

君の先生の人格は今深い眠りについてるよ。

ゆう

せ、先生!!

あく

寝てるって。起きねぇーよ。

あく

はぁ……やべ。興奮してきた。

ゆう

ぁぁ……く……??

あく

はぁ…お前好きだ……。

(ブチブチ)

あくが力ずくで服を破いた

ゆう

な、何すんだよ!!///

あく

え、男2人の夜。やる事は決まってるよね??

ゆう

な……にを……///

あく

お前を犯すんだよ。

ーendー

話が紛らわしくなりそう…。

ぱっく。

ぱっく。

いつもこんな感じで話をまとめてます。

ぱっく。

でも、多重人格についてなんて書けばいいのかが難しい…。

ぱっく。

まぁ、頑張ります…。

ぱっく。

あと、フォローして下さった方々ありがとうございます!!

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