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アタシは、演劇が大好き!
小学校のときからずっと学芸会でも主役しかやっていないし、正直アタシより演技が上手い人なんてって思ってる。
この中学にも、今のところそんな人はいなさそ__
リヒロ
アキ
アキ
監督
アキ
…出会っちゃった…
アタシより…上手な人…………
リヒロ
アキ
リヒロ
アキ
リヒロ
この人は 聖(ひじり)リヒロ くん。 地味でなんかガリ勉そうなただの眼鏡男子って思ってたけど…
アキ
アキ
アキ
アキ
アキ
アキ
リヒロ
アキ
リヒロ
アキ
アキ
アキ
アキ
男子生徒
いつもすぐに寝付けるアタシだけど、この日だけは__
アキ
アキ
アキ
アキ
…この日も、すぐに寝付いた。別に。
アキ
メア
アキ
メア
アキ
アキ
まじでかっこいいの!!きっとアタシはあの人が運命の人なの!!
メア
運命の人が見つかって
アキ
メア
エマ
リヒロ
アキ
アキ
アキ
アキ
リヒロ
アキ
アキ
アキ
リヒロ
アキ
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エマ
リヒロ
アキ
メア
アキ
てか!!話そうと思えば話せるし!
メア
アキ
メア
アキ
メア
アキ
アタシ、今でも聖くんのお嫁さんになりたいって思ってる!
メア
"ワイフ"になるんでしょ。
アキ
メア
アキ
アキ
アキ
アキ
アキ
リヒロ
アキ
アキ
リヒロ
アキ
そうなんだ!アタシも今ちょうど部活が終わって…
リヒロ
アキ
リヒロ
アキ
リヒロ
アキ
リヒロ
いつもの葉月さんは、コミュニケーションが上手で、いつも太陽みたいに明るい笑顔で笑ってる。
リヒロ
そういって彼は陽だまりのような笑顔でアタシを見つめた。
アキ
アキ
リヒロ
アキ
リヒロ
アキ
アタシ、そんなに聖くんに尊敬されてるって思わなくてびっくりした。
アキ
アキ
リヒロ
アキ
彼に届くか届かないかぐらいの声でそう口にすると、なんだか顔が熱くなった気がした。
アキ
リヒロ
リヒロ
アキ
アキ
アキ
アキ
走り続けているのと、彼の笑顔があって これまでにない胸のドキドキがアタシを 支配する。
アタシは彼に一生ドキドキさせられっぱなしになるのだろうか。 …いや
アキ
『いつか、この物語にグラジオラスの花を。』