Jungkook
ヒョン。
jimin
どうしたのジョングガ?こんな所まで呼び出して。
Jungkook
今日は伝えたいことがあって…
Jungkook
呼びました…
jimin
何?
Jungkook
実は僕
──
Jungkook
ジミニヒョンのこと…
Jungkook
ずっと前から好きでした。
jimin
えっ
Jungkook
だっ、だから
Jungkook
付き合ってください…!
これが僕の人生初めてで最後の告白。
jimin
っご、ごめん…
jimin
今はジョングクの気持ちには答えられない…
Jungkook
っ…
Jungkook
で、ですよね!ごめんなさい!
Jungkook
こんな迷惑なこと言って…
jimin
………
Jungkook
今のは忘れてください!もう帰りましょう!
こうなると分かってた。
けれど、現実を突きつけられると心がかなり抉られる。
Jungkook
(結構辛いな…)
jimin
ジョングガごめん!先に戻ってて?
Jungkook
は、はい…
Jungkook
(気まずいもんね…)
僕は早足に家に帰っていった。
トットットッ
本当はジョングクと帰りたかったけど
ちょっとやらないといけないことができた。
パシッ
jimin
お前、さっきからなにしてんの?
モブ男
な、なんだよお前!
jimin
お前こそ。
jimin
さっきというか、結構前からジョングクに付きまとってるよな?お前。
モブ男
うるせぇ!
モブ男
お前には関係ねぇだろ
jimin
関係ないわけないだろ
モブ男
はっ
モブ男
さっき振ったくせして、何彼氏ずらしてんだよw
jimin
…
jimin
本当は僕だって
jimin
ジョングクと付き合いたいに決まってんだろ。
モブ男
じゃあなんで振ったんだよ。
jimin
それは…
jimin
ジョングクの笑顔を俺以外に見せたくないからだよ
jimin
ましてや、好きな人と付き合えた時のジョングクの笑顔なんて、絶対に見せたくない。
モブ男
お前、ジョングクくんの気持ちを知った上で振ったのか
モブ男
最低だな
jimin
ジョングクを悲しい気持ちにさせたのは酷いと思ってる
jimin
けど、ジョングクからの告白は俺だけの記憶に残したいんだよ。
モブ男
なんなんだお前
jimin
はぁ…
jimin
お前みたいなやつが居なけりゃ、ジョングクの笑顔は俺だけのものになって、付き合えたのに
モブ男
お前、気持ち悪いし意味わかんねぇんだよ!
ガシッ!
jimin
ジョングクのすべてを僕だけのものにしたいんだよ。
jimin
とりあえず、もうジョングクに近づくんじゃねぇぞ。
モブ男
ひっ…
モブ男は帰っていった
jimin
ジョングク…悲しい思いをさせちゃってごめんね……
jimin
またいつか、僕から最高の告白をするからね…
ジョングクのすべては僕のもの