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テスト頑張ってくださいね︎💕︎︎ でも体調には、気をつけてくださいね、?😖毎日投稿は、凄く嬉しいです🥰 お互いがんばりましょう😇
まってましたまってうれしすぎしねる ありがとうございます🙌🏻👊🏻👍🏻💖🫶🏻
毎日投稿がちすか。最高ですありがとうございます
yuan
jpapa
スマホのアラーム音で目が覚める。
……なんだ、夢か。
どうも最近、こんな夢ばかり見る。
俺は欲求不満なんだろうか。
まだパッチリ開かない目を擦りながら スマホの通知を確認する。
jpapa
あれから1週間ちょっとが経つが 今日もゆあんくんからの連絡はない。
ないことはわかってるのに もしかしたら、と毎朝1番にメッセージを確認する 自分はなんて女々しいんだろう。
学校でゆあんくんを見かけても声を掛けられない。
また拒否されるのが怖くて、逃げてしまう。
今日の午後の授業は英語だったけど 先生が主張でいなかったので自習になった。
tattsun
俺の前の席のたっつんが振り向いて声を掛けてきた。
jpapa
tattsun
jpapa
高3生徒にとって自習の時間は 自分の受験勉強ができるからとても有難い時間の はずなのにたっつんは大丈夫なのかと不安になる。
tattsun
tattsun
そう言って2人で音を立てないように 静かに教室を抜け出した。
ちなみに、うりは爆睡してた。
誰にも見つからないであろう屋上に向かった。
扉を開けて出ると、風がとても心地良い。
去年は3人でよく屋上でお弁当を食べていた。
jpapa
tattsun
tattsun
「俺も」
そう思ったのに、その言葉は声に出なかった。
2年生の時は勉強も生徒会活動にもそんな追われず 3人でただ楽しく学校生活を送っていた。
…でもゆあんくんにはまだ会えていなかった から戻りたいとも言いきれなかった。
jpapa
tattsun
伸びをして景色を眺めたまま聞いてくる。
思えば、たっつんはずっと俺を心配してくれてた。
ゆあんくんに強引にえっちなことをされた後も 振られて落ち込んでた時も。
こんな俺のこと、たっつんはどう思うのかな。
jpapa
tattsun
パッとこちらを振り向いたたっつんは 目を見開いて間抜けな顔をしている。
いつもはかっこいいのに この表情はなんか間抜けっぽくて面白い。
tattsun
jpapa
jpapa
tattsun
まんまるに見開いていた目をスっと元に戻して 俺の話を受け入れる準備をしているように見えた。
jpapa
jpapa
あはは、と笑って言った。
そうでもしないと、零れてしまいそうだったから。
tattsun
jpapa
多分たっつんは慰めの言葉を かけてくれようとしている。
でも今はいらないの、そういうの。
我慢してるから、頑張って耐えてるんだから。
jpapa
声が震えて、視界が滲んでいく。
あーあ、我慢、してたのにな。
tattsun
俺が泣き出してしまうとたっつんは隣に来て 髪の毛をわしゃわしゃ撫でてくれた。
最近俺は泣いてばかりで 弱くなってしまったみたいだ。
ガチャっとドアが開く音がした。
たっつんが先に振り向いて 俺も涙を拭って振り向く。
jpapa
tattsun
そこにいたのは、俺が会いたかった人。
でも、会いたくもなかった人。
忘れたいのに頭から消えてくれない人。
ゆあんくんは手に煙草を持っていて 授業をサボって屋上へ吸いに来たんだと分かる。
jpapa
俺のキスをするから煙草を辞めた と言ったゆあんくん。
手の中の煙草を見て 俺達が本当に終わってしまったことを実感して また悲しくなった。
tattsun
jpapa
tattsun
たっつんは後押しするように 俺の背中をポンっと叩くと屋上を後にした。
ゆあんくんとすれ違う時に一瞬立ち止まって耳元で なにか言った気がしたが俺には聞こえなかった。
yuan
jpapa
ゆあんくんが俺の前まで歩いてきて 俺は目を合わせられなくて俯く。
yuan
ゆあんくんの指が俺の目元に伸びてきて 涙を拭おうとする。
jpapa
yuan
こんなこと言ったけど 本当はゆあんくんに触って欲しい。
毎日ではなくても 結構な頻度で触れ合っていたから。
ゆあんくんの目が合うと声を聞くと 近くに来た時にフワッと匂いがすると それだけでお腹がきゅんと鳴るように なってしまった。
でも、俺をそうさせた 張本人は責任を取ってはくれない。
jpapa
yuan
ゆあんくんはこうやって偶然でしか 会うことを許してくれないのかな なんて思ったら腹が立ってきた。
jpapa
jpapa
少し大きめの声で言って 勢いよく屋上を飛び出した。
ゆあんくんの横を通った時に 俺にくれた物とは違う香水の匂いがして また泣きたくなった。
だって俺は振られてからも もちろん今日も ゆあんくんとお揃いの匂いの香水を つけてるんだよ。
怒って大きい声を出すことなんて 滅多にないからなんだか疲れた。
目も腫れてるしなんだか眠いし 教室には戻りたくないけど もう保健室にも行けないから仕方なく戻った。
帰る頃、外は小雨が降っていた。
jpapa
じめじめして嫌いな季節がくる。
雨が降るとそれだけで 気分が憂鬱になるから嫌いだ。
帰り道、駅前をちょうど歩いていた時。
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信号の向こうでカップルらしき男女が 建物に入るところだった。
ブロンドまではいかないが それなりに明るめの色に染められたロングヘアの 女性が男の腕を引っ張って入って行った。
jpapa
俺が目を疑ったのはその男がとてもイケメンだとか 身長が凄く高いとかそんなことじゃなくて それがゆあんくんだったことだ。
顔はニコリともしていなく 無という感じで表情が読み取れない。
両ポケットに手を入れて 気怠そうな雰囲気を纏っている彼は 間違えるはずがない絶対ゆあんくんだ。
建物の看板には「ラブホテル」という 文字がしっかり入っているからこれから そういう行為をするんだろうと想像がつく。
jpapa
ゆあんくんは性欲強いし毎日のようにしてたから 俺としなくなったらそりゃあ代わりを探すよな。
相手にも困るわけないだろうし。
中に入っていく2人の背中を見たあとなんだか 力が抜けてフラフラしながら家に帰った。
いつもより20分も多くかかって帰宅した。
jpapa
寂しい。誰かに癒して欲しい。
あんなものを見たあとだからかな。
こんな気持ちを忘れる方法を 俺は1つしか思い付かないんだ。
スマホのメッセージからその子とのトークを開く。
付き合った時に連絡先にを交換しておいたんだ。
『今から会える?』
送ると直ぐに既読が着いた。
『会えるよ。どこに行けばいい?』
彼女の家の近くのコンビニで集合した。
付き合ってた頃1度だけ 家にお邪魔したことがある。
その時は1回キスされただけで それ以上は何も起こらなかった。
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jpapa
俺の腫れた目を見てその"色々"を察したんだろう。
彼女は俺の手を握った。
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俺も手を握り返して、こくんと頷いた。
2回目の彼女の部屋は 前とちょっと雰囲気が変わっていた。
どこが変わったのかはあまり分からないが。
彼女なベッドに腰かけて 俺も隣に座るように促される。
隣に座ると太腿に手を乗せてきた。
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jpapa
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あぁ、それか。 確かに、言ってたもんね。
寂しくなったらまた連絡しておいでって。
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jpapa
そう答えると、彼女はふふ、と笑って 俺を抱き締めた。
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その後は彼女の勢いにただ流されるように 彼女をベッドに押し倒して触れた。
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jpapa
俺はこっち側をしたことがないから 正直知識も何もないけど ゆあんくんにされたみたいに 痛くないようにゆっくり指を動かしてみる。
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jpapa
彼女はゆあんくんの名前を出したので ビクッと反応する。
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……嘘だ。
だってゆあんくんはいつも 俺の身体を凄く心配してた。
初めての時だけじゃなくて その後のえっちの時も痛くない?辛くない? って俺に聞いてくれたんだ。
それに性欲オバケのゆあんくんが 俺が腰痛いから無理って言った日は ちゃんとヤるの我慢してくれていた。
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ふふっと笑う彼女の中から指を抜く。
俺には、最後までできる気がしなかった。
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jpapa
彼女は起き上がって真っ直ぐに俺の目を見る。
そのまま俺を抱きしめてそれが辛くって 俺はまたボロボロ泣いてしまった。
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jpapa
帰る時に、玄関まで送ってくれた。
「酷いことしてごめんね」 も謝ったら彼女も 「これでお互い様になったかな」 と冗談を言うみたいに笑ってくれた。
jpapa
俺が歩き始めると「じゃぱぱくん!」 と大きめの声で名前を呼ばれて振り返った。
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彼女は笑顔でそう言っていたけど 頬には涙が伝っていて また彼女を傷つけてしまったんだなと 俺は自分のしたことをとても後悔した。
【ご報告】 12/2〜5まで期末テストな為 11/21〜辺りからテスト終わりまで 小説の投稿はお休みさせて頂きます . それまでは今日から20日まで 毎日投稿させて頂きます!! またテスト後からお話を書くとなると 更にお話の投稿休みの期間が 伸びるかもしれませんт т この小説を楽しみにしてくださる 皆様には申し訳ありませんが 把握していただけるとありがたいです🙇🏻♀️