梵天はるちと○○の恋
春千夜
春千夜
な、くそっ!
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
○○
メ!!
春千夜
のか
俺は1番荒れてた時、常に薬を 求めていた
情緒が常に安定せず、自ら死のう としたこともあるらしい
○○
春千夜
○○
春千夜
春千夜
○○はベランダから薬の入った 容器を外に投げ捨てようとしていた
○○
春千夜
ガチャン…!
春千夜
ダンッと気付けば○○を壁に 押し付けていた
○○
だったらいいよ、
○○
春千夜
グググ…
俺は○○の首をゆっくりと絞めて いった
○○
夜が薬に、溺れる方が嫌…
春千夜
所が気に入ったんだっけ)
春千夜
折れない女、新鮮だった…)
春千夜
春千夜
かったよ
手を離すと○○は力無く俺に 倒れかかった
○○
それから俺は薬に手をつけなかった
○○が薬より色んなものを与えて くれたから
○○
○○
の………よ……?
空っぽになった薬のケース
数本の注射器
血がポタポタと垂れた跡
春千夜
彼はそう言い私を抱きしめた
それと同時に特有の甘い匂いがした
○○
春千夜
○○
春千夜
私の手を振り払うと彼はまた新しい 注射器を刺そうとしていた
○○
して!!
パリンっ!!
私は彼の手から注射器を取り上げ 踏み潰した
春千夜
クソアマがぁ!!
○○
に戻りたいの!?
春千夜
○○
るのはやめて…、…やめて
2ヶ月前、春千夜は手首から血を流し ながら気を失っていた
何日も目を覚まさなかった…
このまま私の前から消えてしまうん じゃないかって思った
もうあんな思いしたくない、だから
○○
春千夜
○○
た?
春千夜
んじゃねぇの?
○○
腕を掴まれ、新しい注射器で 薬を打たれそうになった
彼の目は
正常ではなかった
○○
彼の頬を思いっきり叩いた
そしたら、彼は我に返ったようで 驚いた表情をした
春千夜
春千夜
○○
春千夜
春千夜
彼は私の肩を抱き、泣いた
私はそんな彼をただただ見つめる ことしかできなかった
あの出来事から春千夜は優しく なった
春千夜
春千夜
ずに食えよ
○○
○○
とか言ってたくせに)
でも、1度薬に溺れた人はそう 簡単には変わらない
竜胆
○○
蘭
○○
あった?
竜胆
蘭
竜胆
蘭
○○
竜胆
れてんだよ
○○
竜胆
竜胆
後も事務所で薬やってんだ
○○
○○
○○
蘭
も大丈夫か?
蘭
で預かるけど……
○○
○○
春千夜
家に帰る頃には落ち着いていた
○○
の?
春千夜
春千夜
か?
○○
○○
さい
助けて欲しいと言った彼を見捨てる ことは出来なかった
でも、本人が変わるつもりがない なら私が何を言おうと駄目だ
春千夜
○○
春千夜
春千夜
いようにしてやる
○○の腕を掴み、ポケットに入って いた注射器を刺した
○○
○○を薬に溺れさせるのは 簡単だった
最初のうちは○○の体は薬の副作用 に耐えられなくて、吐いたりしてた
春千夜
なく薬を打ちこむ)
春千夜
ってしまえば………)
春千夜
なくなる)
○○
○○
春千夜
れねぇな
○○
いでね
溺れる程に君を愛してるから
今度は君を溺れさせる……