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rara🎼
nmmn注意⚠️ 天使パロ⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 誤字脱字注意⚠️
rara🎼
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天界に広がる空は、今日も澄み渡っていた。
そこに漂う光は、穢れなき者たちの祈りと加護に満ちている__
はずだった。
こさめ_アークエンジェル
こさめがぽつりと呟いた。
蒼い羽をふわりと揺らしながら、天界の資料庫に佇む。
こさめ_アークエンジェル
こさめ_アークエンジェル
棚に並ぶ帳簿をなぞる指が震えていた。
こさめの階級では知ることの出来ない情報の欠落が、何よりの不安を示していた。
こさめ_アークエンジェル
そこにふいに声がかかる。
いるま_ドミニオン
いるまが入ってきた。
堂々とした足取りとは裏腹に、疲労の色が濃い。
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
こさめ_アークエンジェル
いるまは口をつぐんだ。
本当は、誰よりも知っているはずの自分でさえ、気付けなかった。
いるま_ドミニオン
こさめ_アークエンジェル
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
言葉を飲み込むこさめを、いるまはまっすぐに見た。
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
こさめ_アークエンジェル
こさめ_アークエンジェル
こさめ_アークエンジェル
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
いるまの声が少しだけ揺れた。
いるま_ドミニオン
いるま_ドミニオン
こさめは瞳を伏せ、小さく頷く。
こさめ_アークエンジェル
こさめ_アークエンジェル
一方その頃__
地上。
雨の降る夜の路地裏で、一人の青年が崩れ落ちていた。
青年
喉から絞り出される声には絶望が滲んでいた。
誰にも気付かれず、誰にも見えず、ただ、闇に飲まれていくような感覚。
その足元に、静かに影が現れる。
なつ_ソロネ
低い声。
けれど、どこか懐かしさを含んだ声音だった。
青年が顔を上げると、そこには__
青年
黒い翼を背に、なつが立っていた。
瞳は深く、憂いを帯び、けれど剣呑な力を宿していた。
なつ_ソロネ
なつ_ソロネ
なつ_ソロネ
青年
なつ_ソロネ
なつは微笑んだ。
けれどその笑みには、どこか翳りがある。
なつ_ソロネ
なつ_ソロネ
青年の瞳に、かすかな光が戻る。
その瞬間、なつの手から黒い光がほとばしり、青年の心に直接触れた。
青年
なつ_ソロネ
なつ_ソロネ
自嘲するように呟き、なつは空を仰いだ。
雲の向こうに、かつて自分が居た天界の輝きが、かすかに揺れていた。
その夜、天界では。
らんは空を見上げ、誰にも聞こえないように呟いた。
らん_ソロネ
同じ階級に立っていたらんの直感が、何かを感じとっていた。
なつの翼は、まだ完全には染まりきっていない__
そう思えてならなかった。
第2話・了
rara🎼
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡30
rara🎼
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