ちょっと前
男子
おい、まこ
まこ
え?なに
男子
お前ブスじゃね(笑)
ゆき
ちょっと、やめなよ
ゆき
まこは、ブスじゃないし
男子
は、なんだよ、ふん
帰り道
まこ
わたしってブスだよね(泣)
ゆき
(え…えっとこういう時は、確か
人間は顔じゃないよっていえばいいよね)
人間は顔じゃないよっていえばいいよね)
ゆき
人間の顔じゃないよ
↑ 言い間違いに気づいてない
まこ
(えっ、ゆきもわたしのことそう思ってたの?)
まこ
(でも、わたしの聞き間違いかもしれない。もっかい言ってもらおう)
まこ
え…さっきなんて言ったの?
ゆき
だ~か~ら~人間の顔じゃないよって言ったの~
↑ もっかい間違えた
まこ
(あ、ゆきもわたしのことそう思ってたんだ?やっぱわたしブスなんだ。)
まこ
ゆきまで、そう思ってたとはね。ゆきは、かわいいしブスなわたしとは近づかないほうがいいよ。
ゆき
え…何でそんなこと言うの?わたしは、いつだってまこの友達だよ?
まこ
口ではそう言うけど、心の中では、わたしのこと馬鹿にしてるんでしょ
まこ
うわぁ~ん(泣
↑ 走って逃げる
ゆき
まってよ、まこ!!
まこ
ついてこないで!!
次の日
ゆき
あ、おはよ、まこ
まこ
ふんっ







