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主様神ですね! 続き待ってます!
※ 今回長め
青
青
行きたくないな…
ガラガラ
ボフッ
青
ドアを開けた瞬間、僕の頭に黒板消しが落ちてきた
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
青
拾った黒板消しを僕の正面で叩いてきた
クラスメイト
クラスメイト
青
粉が体の中に入ってきて上手く息を吸えない
青
青
咳が止まらなくて話すことができない
我慢できなくなった僕は教室を飛び出した
青
今すぐ教室から離れたい
一人になりたい
僕はできる限り早く走った
青
ここは人通りの少ない階段だから誰も来ないだろう
乱れた呼吸を戻そうとする
キーンコーンカーンコーン
予鈴が鳴った
早く教室に戻らないといけないという事ばかりが頭の中にあって
呼吸が中々戻らない
寧ろ酷くなっていく
青
青
青
青
どうにか治めようとしても戻らない
どんどん酷くなるばかりだ
青
苦しい
だれか…
たすけて………
だんだん意識が遠のいていく
薄れた意識の中、誰かが僕の名前を呼んだ
うるさいなぁ、
誰が僕を呼んでるの?
僕を呼んだって意味ないよ
僕は、役立たずだから
いっそのこと、
ここで死んでもいいかなって
僕が死んでも誰も悲しまない
僕が生きてても意味はない
みんなから嫌われている僕は、
最初から存在しなかった事にしてほしい
だから、ね、
ばいばい
桃
青
桃
桃
桃
青
僕、まだ生きてたの?
また辛い想いしないといけないの?
もうやだよ
青
桃
青
桃
青
青
桃
青にこんな言葉を言わせたくなかった
俺がちゃんと青の気持ちを考えられていたら
青がこんなにならなくて済んだかもしれない
強い後悔と悲しみが襲う
桃
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
お願いだから早く楽になりたい
僕もう疲れたよ
青
桃
青
青は疲れて寝てしまった
疲れだけではないかもしれない
目の下の隈が濃い
寝不足もあったのだろう
俺だって青を早く楽にしてあげたい
青が笑顔で過ごせるようにしたい
前のようにみんな仲良くて笑顔が絶えない、
そんな生活に戻したい
青
桃
桃
桃
俺と青は学校を早退して家に帰ってきた
今は何より青が最優先
桃
青はまだぐっすりと眠っている
俺の背中に乗っている青は異常な程に軽かった
桃
青
青をリビングのソファに寝かせる
部屋のベッドで寝せてやりたいけど
俺が見ていないうちに何かあったら困る
数時間後
ただいまぁー
みんなが帰ってきた
黄
橙
青が居ることを知り、驚いている
赤
青の体調を心配した赤は部屋で寝かせたらと言うが
学校での事を考えたらそうはいかない
桃
桃
紫
桃
青が病気なのは本当なんだろう
だけど信じたくなかった
俺は青の病気について少し調べてみた
心筋梗塞は過度なストレスが原因でも発症するとあった
ストレス…
俺は青にたくさん酷いことをした
そのストレスで病気を発症させてしまったらと思うと
どうしても青に顔向けできなかった
桃
赤
俺はみんなに学校であった事を話した
赤
桃
黄
橙
紫
桃
桃
桃
桃
赤
赤
赤
赤は涙を流した
他のみんなも泣いていた
ーーッ!!
ーーッッ!!
聞き覚えのある声が聞こえる
僕、寝てるのかな
起きないと
本当に青って要らないよなw
ほんとにねw
あいつに何ができるんだよ
これは夢だよね、?
早く死んでくれないかなあww
...
そうだよね
僕なんか誰も必要としないもんね
ごめんね、早く死ななくて
でも、もう…死ぬから、!
安心してね、ッ!
青
青
橙
桃
青が起きた
泣いている
桃
青に触れようとした瞬間、青が叫んだ
青
桃
黄
青
橙
赤
落ち着かせようとみんな声をかけるが大人しくならない
青
青
ズキンッ
青
青
桃
赤
紫
橙
黄
青が急に苦しみ始めた
胸を強く抑えて悶え苦しんでいる
桃
桃
赤
桃
桃
『頑張って』
俺には声をかけることしかできない
もう既に青はたくさん頑張ったというのに
青
青
青
桃
紫
橙
黄
青がよろよろと立ち上がり、キッチンへ向かう
青が何をしようとしたかすぐに分かった
桃
桃
俺は瞬時に青の手首を掴んだ
青
桃
桃
ナイフスタンドに包丁があった
殺そうとしたんだ
自分を
赤
赤が青の部屋にあった薬を持ってきた
赤
青
赤
桃
桃
俺たちの声が全然届いていない
青
桃
青
青は、そのまま意識を手放した
𝙉𝙚𝙭𝙩 💬×5 *⌖.:˚