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恋愛とは、特定の相手に対し、性的欲求『せいきよっきゅう』を含んだ信頼関係『しんらいかんけい』を持ち、お互い特別で、大切に思うこと、もしくはそういう関係になりたいと願うこと、それら一連の気持ちやそれに付随『ふずい』する行動などを指した概念『がいねん』。恋愛に伴『ともな』って発生する心理を「恋愛感情」とも言う。
恋愛をした者は、主に「一緒にいたい」「特別な存在になりたい」「性的関係を結びたい」などと感じる。
また恋愛は、主に「恋」を通じて「愛」に至る、その過程『かてい』として捉えることもできる。
多くの場合、価値『かち』を高く感じた相手に惹『ひ』かれ、性欲をベースにした高揚感『こうようかん』が発生し、もっと精神的『せいしんてき』および肉体的『にくたいてき』に近づきたいと願う(恋)。その欲求にしたがい、お互いに近距離『きんきょり』で精神『せいしん』や肉体『にくたい』を交わし合っているうちに、お互いの存在が大きくなり唯一無二『ゆいいつむに』の存在になっていく(愛)。例えば最初は「大学生のおしゃれなイケメン」にドキドキしていて(こい)、その相手は、いずれ他の誰でもない「太郎」になっていき、太郎は太郎しかいない、と感じるようになっていく(愛)。
このように恋愛は「恋」から「愛」への移行『いこう』が進むことが多い。
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