きぅ
きぅ
いつになったら
__君と幸せになれるの?_
未だに捕まっていない殺人鬼が最近この街にもが現れたそうだ
街の警戒心が今までよりも強くなり
夜は何があっても出てはいけなかったり、高校生以下は一人で行動してはいけなかったりと対策が多くされている
俺は昼間、病弱な母のために花を買いに花屋に行った
ないこ
花屋に入ったは良いけど何をあげたら喜ぶかわからず悩んでいた
ないこ
???
ないこ
突然後ろから話しかけられた
振り向くと背の高い青髪の男性が立っていた
この店の方だろうか
店員
ないこ
店員
それから彼は自ら進んで探すのを手伝ってくれた
探しながら少し話をし、彼の名は『if』と言うことがわかった
if
ないこ
if
ないこ
身長は高くツリ目気味の顔でかっこいいのに笑うととっても可愛く見える…
俺…いふさんに『恋』……したのかな…//
そんなことを思っていると花束を作り終えていた
if
ないこ
if
彼が軽く微笑んだ
ないこ
俺も彼に微笑み返した
また行きたいな…
だがそんな願望は実現されなかった
夜11時
俺は部屋で仕事の資料を終わらせていた
集中力も切れてきて一度1階に降りようとした
その時_____
ガシャンッ!!
後ろの方からガラスが割れる大きな音がした
ないこ
振り向くとそこには_____
高身長の男性が立っていた
フードを被っていて顔がよく見えない
ビューー
突然風が吹いてきた
するとフードからひらりと青い髪が見えた
ないこ
if
その男性は黒い服に覆われていて今騒ぎになっている殺人鬼と全く同じ格好だった
騒ぎになっている殺人鬼とはいふさんのことだったのだろうか
そう思うと胸がズキズキと痛む
彼の表情を見るととても苦しそうだった
ないこ
if
何度聞いても何も返さない
すると突然彼が喋り出した
if
if
if
グサッ
気づいた時には胸をナイフで刺され彼に殺されていた
殺されたのに………何も悔しくはなかった
最後の力を振り絞って俺はこう言った
『あなたが好きです……』
俺は彼に微笑んでこの世を去っていった_____
ー殺人鬼と一般人ー
コメント
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あ、これ絶対好きなやつだ…