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あいされたい

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あいされたい

2 - 彼のいないお出掛け

♥

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2024年09月11日

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夕方あたり

kn

いや~、まさかぶるーくもこれなくなるなんてね~

kr

ね、いつも行きたがるけど

shk

ぶるーくが用事なんて珍しいな

nk

それ失礼ポイントじゃね?

shk

やべ

そう、俺達は結局四人で出掛けている。

今朝

br

おはよ~

kr

はよ

shk

遅かったな、ぶるーく

br

いやぁ、二度寝しちゃって~…

彼はまだ眠そうにあくびをして答えた。

nk

あ、そうだ!ぶるーく、今日夕方買い物行きたいんだけど、行く?

br

…夕方?

kn

夕方。

br

夕方かぁ……ん~…

br

ごめん、今日ちょっと夕方から夜ぐらいまで用事あってさ~……

br

……昼すぎとかは?

kn

昼は撮影あるでしょ

br

あ、そうだった

br

……そういう訳だから、行ける人だけで行ってきて~

そんなこんなで最終的に四人になってしまったが、 みんなで買い物は楽しいものだった。

nk

みんなはどっか行きたいとこある?

shk

……あのさぁ、スマイルの誕生日プレゼントを決めたいんだけど……

俺が提案してみたところ三人は快く承諾してくれ、 いろんなアドバイスをくれたり、商品を一緒に見てもらったりした。

彼はいなかったけど、彼が喜んでくれることを想像して プレゼントを選ぶのは楽しかった。

shk

(スマイル、喜んでくれるかな?)

shk

(喜んでくれると、いいな……)

俺はアメジストのネックレスを選んだ。

アメジストの石言葉は、「真実の愛」……。

shk

(でもあいつ、ネックレス付けるかなぁ)

俺はネックレスを付けた彼が想像出来なくて、一人思わずくすっと笑った。

shk

(でもこのネックレス、似合うだろうなぁ)

ネックレスの入った箱を見つめて、俺は彼に思いを馳せた。

夕食後

kr

おなかいっぱい……

kn

きりやんは食いすぎ

kr

だって……

二人が楽しそうに話していて、俺はまた寂しくなった。

shk

(ここに、スマイルがいたらなぁ)

nk

……

そんなことを考えながら頬杖をついてコップの水を飲んでいると、 なかむがこちらをじっと見ていることに気が付いた。

shk

…ん?なかむ、どうした?

shk

俺なんか付いてる?

nk

…えっ、いや…

nk

…まぁ、今のしゃけは口拭いた方がいいよ

shk

まじか

ティッシュで口回りを拭く。

拭いたティッシュを見て、思ったより汚れていたみたいだった。

shk

ありがと

nk

うん

kr

……う

突然きりやんが口を手で覆う。

kn

えっ……どうした?きりやん

kr

きもちわるい……

kn

えぇー……言わんこっちゃない……

kn

二人とも、悪いけど先帰っててもらえる?

kn

俺はきりやん落ち着いてから帰るから

shk

わかった

nk

おっけぃ

nk

じゃあ会計済ませとくね?

kn

ごめん、頼んだ

きんときはきりやんを連れ、トイレの方へ歩いていった。

nk

……じゃあ、帰るかぁ

shk

うん

俺達は会計を済ませ、店を後にした。

きりやんきんときとも別れ、 とうとうなかむと二人だけになってしまった。

shk

結局、二人になっちまったな

nk

shk

(スマイルはこれを知ったら、怒ってくれるのかな)

俺のここ最近の悩みは、いつも一日中俺の心にまとわりついて離れなかった。

また暗い気持ちになってしまって俯き歩いていると、なかむが言った。

nk

しゃけさぁ、

nk

最近元気ないね?

shk

……え

驚いて彼の方を見る。

nk

わかりやすいよ、わりと

shk

そう、なのか……

nk

何かあったの?

shk

……

本当は、話したくなかった。

でも気付かずうちに俺は限界を迎えていたようで、 泣きながら彼に全て打ち明けてしまったのだった。

彼は俺を道の端に移動させて、俺が話している間ずっと、 俺の背中をさすってくれていた。

shk

だから……ずっとすきなの、俺だけ……なんじゃないかって……

nk

そんなことが……

nk

話してくれてありがとう、しゃけ

彼はおもむろに俺の涙を拭った。

不思議と、それに嫌悪感などは感じなかった。

shk

ん……

スマイルは、こういうことしてくれるのかな。

俺が苦しいって気付いてくれてるかな。

shk

……あいされたい……

寂しさのあまり、口からそんな言葉がこぼれる。

nk

……

nk

俺だったら、しゃけにこんな苦しい思いさせないのになぁ

shk

え?

自分の耳を疑った。

思わず顔をあげると、彼は優しく笑った。

nk

しゃけ、俺はね

nk

二人が付き合う前からずっと、君が好きだった

shk

…え…

nk

ずっと、ずっと前から

nk

もちろん今も

nk

だからね、正直俺スマイルが許せない

nk

しゃけをこんなに苦しませて、何も気付いてないなんて

shk

……

nk

……ねぇ、シャークん

nk

スマイルなんてやめて、俺に乗り換えない?

気付けば俺は、彼に押し倒されていた。

shk

…え…?

俺は自分の置かれた状況が理解出来ずにいた。

彼はそのまま俺に馬乗りになって俺の腕を押さえつけ、 俺は身動きがとれなくなった。

shk

なかむ、なんで……?

nk

さっきも言ったでしょ?俺シャークんが好き。

nk

あぁ、しゃけ、可愛いね

彼は躊躇いもなく俺の唇にキスをした。

shk

あ…

俺、まだキスなんて誰ともしたことなかったのに。

shk

(最初は、スマイルが良かったな……)

そんなことを思ってぼうっとしていると、 目の前の彼は少し怒ったようにぼそりと呟いた。

nk

……やっぱり、まだあいつが好きなんだ

彼はそう言うと、再び俺にキスした。

shk

…ん"むっ!?

でもそれは普通のキスではなく、 俺の口の中には彼の舌が入ってきていた。

shk

~~っ!

逃れようと頭を後ろに下げようとするが、下が地面なので無駄だった。

俺がじたばたしても彼はやめる気配がなく、俺は息がしづらくなってきた。

shk

(く、苦しい…!!)

腕を動かそうにも押さえつけられてるので動かず、俺は抵抗が出来なかった。

そろそろ本当に苦しくなってきたとき、彼の顔がやっと離れた。

nk

……ぷはっ

nk

あはは、くるし~…

彼は顔を紅潮させて笑った。

彼の顔が離れても、俺はぜえぜえとあえぐことしか出来なかった。

shk

(…こわい)

こんななかむ見たことない。

こんなのはなかむじゃない。

nk

苦し、かった?ごめんね

彼も息を切らしながら言う。

shk

…も…や……めて……

shk

たすけて……スマイル……

nk

……ねぇ、あいつの何がいいの?

俺が思わずスマイルの名前を言うと、 彼はとてもこわい顔をして、低い声で言った。

nk

恋人のシャークんをほっといて、自分の好き勝手やってるだけでしょ

nk

なんで告白オッケーしちゃったかなぁ

shk

……

「スマイルを悪く言わないで。」

そう言いたかったが、声がでなかった。

nk

シャークん、ホントに俺に乗り換えちゃおうよ

nk

俺だったら苦しい思いさせないし、いっぱい構ってあげる

shk

……っ

俺は、スマイルが好きだ。

俺に構ってくれないけど、そんな彼が好きだ。

……そう信じていた。

信じていたのに、今、心が揺れている自分がいる。

shk

(……ちがう。俺は、スマイルっていう人間に惹かれて……)

本当に?

shk

(……ちがう、俺はスマイルじゃなきゃ…)

nk

……俺だったら、いっぱいあいしてあげる。

shk

…!!

nk

…おれじゃ、ダメ?

そうだ。俺は……ずっと、あいされたかった。

あいしてくれるなら、誰でも良かった。

誰でも良かったんだ。

彼が俺の服の中にするりと手を入れてきたが、俺は抵抗しなかった。

俺は、彼のされるがままになって声を枯らした。

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