好きって言ってみた【短編集】

ー こうなる1時間前 ー

元気よく帰ってきて、 私に抱きついてきたのが彼氏の望

可愛らしい幼稚園児みたいな返事をして お風呂へ向かっていく望だけど後ろ姿に違和感があった

もうお風呂に入ってから2時間たっている いつも早い望だからこそ心配になる

お風呂で寝ている望を救出してきました

今までも寝ちゃうことはあったけど こんなに長くは初めて

少し休憩させてから望をお風呂に入れた後、 ふと考える

後ろ姿も疲れてそうだったし、案の定寝てるし。

そう思って考えた結果が今に至る

なんか誤解されてる気がするけど… ま、いっか！！笑笑

甘えた声でそう言って私の方へ歩いてくる望 私は手を広げて受け止める

苦しいくらいに抱きしめられ私の肩に頭を置いて 動かなくなったかと思うと

どうやら寝ちゃったみたい。

｢ふふ｣なんて笑う声が聞こえた気がするけど それは多分気のせいだよね？

そのまま私も寝落ちしちゃったのはまた別のお話