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ある日の夜の事
突然それは訪れた
赤
桃母
赤
桃母
赤
桃母
赤
赤
赤
桃母
赤
桃母
桃母
桃父
赤
赤
桃
俺は怖かった
ただ赤を慰めることしか出来なかった
赤
救急隊員
桃母
桃母
救急隊員
桃母
桃母
桃父
桃母
桃父
救急隊員
桃母
桃
赤が心配でたまらなかった
いつも元気だからこそあんな姿 見た事がなかった
だから余計恐怖感が増した
桃母
桃母
桃
桃母
桃
桃
恐怖から手の震えが止まらなかった
ただただ赤が無事である事を祈っていた
桃母
桃
桃母
桃母
看護師
看護師
桃母
桃
桃母
桃
赤
桃母
看護師
桃母
看護師
桃父
桃母
桃
ガラガラ
桃
桃
桃
"無事"
この2文字を聞いただけで 俺は全身の力が抜けた
桃
赤
桃
感じた事のない恐怖から一気に解放された
俺は涙が止まらなかった
桃
赤
赤
桃
桃
桃
赤
桃
赤
桃
ガチャ
桃
桃
扉の近くには何故か 号泣している両親がいた
桃母
桃母
桃
桃
赤
桃
桃母
桃母
桃母
桃
俺は頭の中が真っ白になった
赤が心臓病なんて信じられなかった
桃
桃母
桃
桃母
衝撃的過ぎて何も考えられなくなった
桃
桃
桃
桃母
桃母
桃母
桃
俺は何故母さんが謝るのか 分からなかった
俺より小さい赤が、
いつも元気なあの赤が、
何故もう死ななければならないのか
神様は不平等だ
そう心から想った
桃母
桃
ガラガラ
赤
赤
桃
赤
赤
赤
赤
桃
桃
赤
赤
赤
桃
赤
無邪気な赤の姿を見ると余計悲しみが 襲ってきた
何で赤がこんな目に合わなければ ならないんだ。と
家に帰る際に両親に色々教えて貰った
赤の寿命や症状など
症状は少ない方ではあった
ただ4歳ととても小さいという事があり、身体が持たないから寿命は1年もない
そう教えられた
あと3ヶ月と短い時間しか残されていない事に俺は絶望していた
出来ることなら変わってあげたかった
1週間後に赤は家に帰って来た
本人には教えても分からないから 何も伝えなかった
そして2月中旬に また赤の症状が悪化した
急いで病院に連れて行った
軽い手術をし、元気にはなったが
もう残された時間は ほとんどないと告げられた
それからずっと入院生活
会いに行く度に
"また桃にぃといっぱい遊ぶんだ"
"だから待っててね!"
そう言われた
赤はもう家に帰られないと 知らなかったから
余計心が痛くなった
そして
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
桃
看護師
桃
看護師
看護師
赤
看護師
赤
桃
看護師
看護師
桃
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
ガラガラ
看護師
桃
赤
赤
赤
ピー
桃
桃
看護師
桃
医者
医者
桃
桃
桃
桃
赤といつも通り話していただけなのに 一瞬の事だった
俺は事実を受け止められなかった
また赤が俺の名前を呼んでくれる
そう思っていた
赤は4歳だった
そして俺は丁度10歳の"誕生日"を 迎えた時だった
そして1時間後に両親が到着した
両親は最後に赤の姿を見れなかった事をずっとずっと悔やんでいた
桃母
桃父
桃父
桃
両親が到着した時は何も考えられず ただ涙を流していた
そしてそれからだ
俺は誕生日を迎えるのが怖くなった
誕生日は毎年 赤の墓が置かれている所で過ごす
また、赤が亡くなったショックから 両親の俺に対する虐待が始まった
理不尽な暴言暴力をぶつけられる毎日
それを俺は7年間耐えてきた
だが最近耐えられなくなってきた
そうして今日青と出会った
俺は驚いた
青も赤と同じ"心臓病"だったのだから
同じ思いをしないために せめて青だけでも救いたい
それが今の俺の思いだ
翌日
今日は休日だから朝から青に会いに行く
桃
もちろん返事は返って来ない
だがもう気にしていない
ガラガラ
桃
青
青
桃
青
半日ずっと青と話していた
俺もいじられているから友達などいない
久しぶりに誰かと話して"楽しい"
そう感じた
そして赤の話もした
そうしたら
青
桃
青
凄い泣いてた
まあ、確かにそうなるか…
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
青
青
桃
桃
青
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
没☆