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20xx年、この世界は技術の進歩により 全民が「能力者」となった。
これにより、自分の身は自分で守る。が普通の考えとなり、警察はほぼ役目を果たしていなかった。
これは、そんな混沌とした世界で必死に生きる少女の話。
ワイテ国、郊外
○○(貴方)
ベットの上で横たわる私。 また今日が始まった。
外はポツポツと雨が降っている。 どんなに穏やかでも、雨は私の機嫌を悪くする。
○○(貴方)
そう言いながら見た時計は夜の6時を指していたが、その時計は壊れていた事を思い出した。 眠い目をこすりながらも見たスマホには7:15分の表示。 私にしては早い方だ。
○○(貴方)
○○(貴方)
声に出してみると、改めてとんでもないところに引っ越してしまったな。とつくづく思う。
○○(貴方)
そう言いながらベットに仰向けになる。窓からはいつもより憂鬱そうな空が見えた。
ふとスマホを見ると、1件の通知が来た。
○○(貴方)
みるとはワイテ国で今大人気のバンド 「ティアラスター」 のボーカルである。
○○(貴方)
私はティアラスターの大ファンだ。 これまで何度ライブに行ったことか… つい先日ワイテ国前ホールでのライブに落選し萎えていたところにこの通知 神。ただただその一言だ。
ふとスマホ上部の時間を見ると 8時。なんと余裕で30分以上ベットの上から動いてないのだ。
○○(貴方)
私はだるい。もう少しティアラスターを浴びていたいと言い張る体に鞭を打ちながらキッチンへと向かった。