偽りの愛

梅は、病院の院長の娘でおとうさんは俺の祖母の担当医だった。

梅は結構変り者だったが、明るく元気でしかも美人だったから、男子からは絶大な人気だった。

祖母の話をしているうちに、俺はどんどん、梅に心を寄せていった。

正直いうと、

好きだった。

ところが突然

あまりにもショックだった。

その後、二人は付き合い始めた。

三津は、イケメンで優しくて頭もよくて、スポーツ万能で

とても俺にはとどきそうにない存在だった。

そんなある日、

三津とクラスの男子の会話を聞いてしまった。

この会話を聞いてしまったおれは、怒りくるった。

おれは三津の胸倉をつかんだ。

おれは三津を殴ろうとしたが、

三津は、俺の手をつかみ、腹を蹴り、俺を地面に押さえつけた。

俺は必死に抵抗し、腕を振りほどいて、三津を一発ぶん殴った。

そう言い残し、俺は走った。

俺はそう言いながら笑ってこっちを見てる三津を想像し、体を震わしながら走った。

そういって梅は二度と俺に話しかけて来なかった。

前より冷たくなった彼女と三津は、ますます仲が良くなっていった。

俺は悲しかった。

俺の方が好きなのに。

好きなのに

なかなか気持ちを伝えられなかった。

おれは困っていた。

伝えたらどんな反応をされるだろう。

でも伝えなかったらどんどん三津と梅の仲は深まる。

まよっていた。

続きはハート50いったらねー