凪斗(ナギト)
紫呉
凪斗(ナギト)
流石に 意味が分からなくて 胸ぐらを掴んだ
由希
透
紫呉
今 思い出したと 言わんばかりの 顔をしていた
紫呉
透
由希
夾
皆も紫呉に対して 呆れていた
紫呉
他人事だと思って 気楽そうでいい
凪斗(ナギト)
透
こんな良い子が 紫呉と暮らしてるなんて 想像もできない
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
透
紫呉は女の子に 優しくないから 傷つかないか 心配だ
由希
夾
2人も 俺を心配してくれる
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
俺が微笑むと 由希は呆れたように ため息をして 何も言わなかった
透
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
透
呼び捨てに して貰うには どんな方法が良いか 考えてみた
凪斗(ナギト)
透
凪斗(ナギト)
由希
由希は 何か知っているのか 苦笑いして 顔を背けた
透
凪斗(ナギト)
笑顔で 透の顔を 覗き込んだ
透
凪斗(ナギト)
顔を真っ赤にしながら 呼ぶ姿は 可愛らしかった
透
凪斗(ナギト)
紅葉
紅葉は勢いよく 俺に向かって 抱きついた
凪斗(ナギト)
紅葉
紅葉
相変わらず 元気で安心した
潑春
紅葉
凪斗(ナギト)
ハルも全然 変わっていなくて 安心した 少しピアスの数は 増えているけど、
潑春
潑春
そんな事が 起きてるとは知らず 言葉を失う
潑春
凪斗(ナギト)
紫呉は こういう時に 動いてくれるから 憎むに憎めない
潑春
紅葉
透
透は 初めて聞いたから なのか 少し心配そうな 眼差しを向けてきた
由希
由希
由希
透
少し 怖がらせるような 話をしてしまったのかも しれない
凪斗(ナギト)
由希
夾
紅葉
潑春
凪斗(ナギト)
現在
俺は皆に 抱きつかれていた
透
ありさ
花島
見てないで 助けて欲しいけど 触れるのは ダメだから 助けを求められない
凪斗(ナギト)
潑春
夾
紅葉
由希
凪斗(ナギト)
凪斗(ナギト)
はとり
通話
00:00
凪斗(ナギト)
はとり
はとり
凪斗(ナギト)
はとり
凪斗(ナギト)
はとり
凪斗(ナギト)
はとり
凪斗(ナギト)
はとり
これで 良かったのだろうか
俺の呪いが解けた あの日__
俺は誰よりも早く 呪いが解けた
何故だかは 分からない
突然 解けたのだ
慊人
涙が溢れた瞬間 俺の姿が変わった
まるで鎖から 開放されたように 涙が溢れ出た
そして 闇から解き放されたように 髪が白く 変わった
慊人
慊人
肩を掴まれて 体制を崩し座り込んだ
慊人
慊人
慊人
その様子を見て 言葉を失った
慊人
凪斗(ナギト)
安心させるように 抱きしめた
慊人
凪斗(ナギト)
慊人
俺が耐えられる その時までは、
そこから俺の姿は 自分にある能力で 抑えることにした。そして 呪いが解けた ことは 誰にも言わなかった
由希
夾
潑春
ハルが俺の髪を 触ろうとしたから その手を掴んだ
潑春
凪斗(ナギト)
潑春
ハルは何かに 気づき始めていた
凪斗(ナギト)
由希
夾
夾達も 席に戻ったら どうだろうか
潑春
紅葉
夾
凪斗(ナギト)
由希
由希は 何かを察したのか 直ぐに離れた
凪斗(ナギト)
皆の動きは止まって 恐る恐る こちらに 目を向けた
紅葉
凪斗(ナギト)
夾
紅葉
潑春