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ついに本番を迎えた
1部、2部が終わり、今は3部を演奏中
こんな楽しい時間がこんなにも早く終わってしまうのは痛かった
せんせい
それでは今年の3年生をここで紹介させていただきます
先生も感動のあまり泣いている
もちろん他の皆も、そして私もだ
せんせい
続いて、○○！
私の名前が呼ばれたその時はもう我慢していたものを解放するかのように
私
ありがとうございました！！！
泣きじゃくった顔を見せながら御礼をした
それを見た後輩はちょっとだけ辛そうな顔をしたいたのは目に見えた
もはや自分のプリントすら見えないくらいに涙で視界が霞んだ
そして終了後
私も含め3年生はロビーにて来てくれたお客さんのお見送り
同期B
ちょ、大丈夫...？
私
あぁ、ごめん...
まだ泣けてくる
こんなにも泣けるなんて久しぶりすぎる
sho
お疲れ様
私
！？
私の知人、shoも来ていたのを思い出し、また泣けてきた
sho
よく頑張ったよ
私
うわぁぁぁ（泣）
私はプライドとかそういうのを捨ててshoの肩にしがみついて泣いた
sho
最後まで笑顔でいなきゃ...だろ？
私
今はこれが一番いいの...
sho
ったく、他のお客さんも居るんだから、お前だけボロ泣きのままでどうすんだよ...w
私
だって...だって...（泣）
sho
俺も感動したよ、お前の全てを使った行動に
sho
今日見に来れて本当に良かったって思う。誘ってくれてありがとうな
私
ううん、こっちこそ、ありがとう！
こんなたわいもない言葉の連鎖でこんなにも会話できるんだな
むしろずっと話していたいくらい心地が良かった
せんせい
それじゃ戻って片付けを手伝ってこい
一同「はい！」
同期B
ほら、行くよ
私
sho...
sho
行ってこい、お前にはまだやるべきことがあるんだろ？
私
うん、行ってくるね
同期B
早くしないと置いていくよ〜
私
あ、待って〜！
楽しい時間はあっという間に終わる
でも、まだ完全にお別れではない
残りの少ない時間で部活動の思い出を刻む日はまだまだ続く
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作品ページ
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