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キラー
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キラー
薄れゆく意識の中で、最後に見たのは血染めの空だった。
俺の体が地面に崩れ落ちる音だけが、静寂を切り裂いた。
マーダー
マーダーの声がかすかに聞こえる。
マーダー
胸から赤黒い血が滲み出し、手足は既に動かない。
ただ虚ろな眼差しが星空を捉えていた。
ナイトメア
ナイトメアの焦った声が遠ざかる。
エラーが僕を背負おうとするが、自分の体も既に限界を超えている。
ホラーは呻きながら立ち上がろうとしていたが、 膝から力が抜けて再び倒れ込んだ。
クロス
クロス
次の瞬間、巨大な爆発音が6人を包み込んだ。記憶はそこで途切れた。
ほんのりあたたかいベッドに横たわるキラーは、天井を見つめていた。
もう五年になる。窓から差し込む月光だけがキラーの顔を照らす。
キラー
指一本動かそうとして激痛が走る。それでもキラーは笑った。
皮肉なことに、彼はキラー、ホラー、エラー の三人の中で最も軽症だった。
意識はあるし会話もできる。 しかし脊髄を損傷したため、自力で歩くことは二度とできないだろう。
隣のベッドにはクロスが眠っていた。
クロスは無表情に虚空を見つめる日々を過ごしている。
廊下から現れたナイトメアが、キラーの枕元に座る。
その顔には深い疲労の影があった。
キラー
ナイトメア
ナイトメア
窓辺ではマーダーが一人、星を数えていた。かつて殺戮を愛した殺人鬼が…
マーダー…
キラー
エラーの死後、彼は殺すことへの恐怖さえ抱くようになっていた。
クロス
テーブルに並ぶ食器を見て、キラーの顔が曇る。 かつて六人分あった席は、今や四つしかない。
ホラーとエラーの椅子は空っぽのままだった。
キラー
キラー
重苦しい沈黙が部屋を覆う。
マーダー
キラー
マーダー
キラー
ナイトメア
キラー
キラー
吐き捨てるように言った。
キラー
クロス
クロス
その言葉に全員が凍りつく。
目には涙が浮かんでいた。
数か月後
もはや誰も「生き延びる」などとは考えていない。
クロスは既に衰弱死していた。 キラーは車椅子での生活に疲れ果て、 ナイトメアは精神崩壊の一歩手前だった。 唯一変わらずにいるように見えたマーダーの心も、徐々に蝕まれていた。
ナイトメア
ある夜、ナイトメアが囁いた。 彼の部屋には、ホラーが飾っていたハムがまだ壁にかけられていた。
キラー
キラーは車椅子をゆっくりとナイトメアの傍に寄せた。
以前のように茶化すことも、突っ込むこともできない。 喉の奥から絞り出したような声で言った。
キラー
キラー
ナイトメアは苦笑した。
ナイトメア
翌朝
マーダーが二人を呼び出した。彼の部屋に集まった。
マーダー
マーダー
クロス
クロスさんの細い声が部屋に響いた。
キラー
彼のソウルには無数の注射痕が残っている。 薬で痛みをごまかす日々も、もう限界でした。
マーダー
マーダーが珍しく名を呼ぶと
クロスは小さく肩を震わせた。
彼の右手には常に包帯が巻かれている。自傷行為の跡だ。
マーダー
ナイトメア
クロス
クロス
クロス
ナイトメア
ナイトメアが立ち上がり、床下収納から取り出した瓶をテーブルに置いた。
ナイトメア
クロス
マーダー
キラー
4人は丘の上に立っていた。 エラーとホラーの墓標が風に揺れる小さな花束に守られている。
クロス
クロスが静かに問いかけた。 包帯は既に解かれ、手首の傷が月光に照らされている。
キラー
キラーが応じる。車椅子から立ち上がろうとしたが、膝から崩れ落ちた。 もはや支える力もない。
マーダーが彼を抱き起こし、耳元で囁いた。
マーダー
キラー
キラー
マーダー
マーダーが短剣を手に取る。かつて多くの命を奪った刃が、 今度は彼自身に向かって振り下ろされる。
マーダー
マーダーは何度も何度も
自分を刺した。
マーダー
マーダーのからだが塵になりはじめる。
キラー
クロス
マーダー
キラー
マーダーは完全に塵になった。
キラー
ナイトメアが一歩前に出る。 ポケットから取り出したナイフが月光に鈍く光った
キラー
ナイトメア
ナイトメア
クロス
ナイトメア
クロス
クロス
キラー
ナイトメア
クロス
…
クロス
塵になって散る。
ナイトメア
ナイトメア
キラー
ナイトメア
キラー
キラー
塵
ナイトメア
ナイトメア
ナイトメアは何度も自分を刺した。
死ねない
ナイトメア
ドリーム
ナイトメア
ドリーム
ナイトメア
ドリーム
ナイトメア
ドリーム
ナイトメア
ドリーム
それでもナイトメアは自分を刺すことをやめなかった。
ナイトメア
ドリーム
ナイトメア
ナイトメア
ドリーム
ナイトメア
ナイトメア
ドリーム
そう言い残して消えた。
ドリーム
ドリーム
ドリーム
ドリーム
ドリーム
ドリーム
ドリーム
ドリーム