一覧ページ

「愛してる」

第1話 - 第1話

104

2025年10月25日

#桃源暗鬼

#つくおう

#監禁

斎藤

桃角桜介

はぁﾞっ、はぁ…ｯﾞ。

桃華月詠

桜介〜、逃げても無駄だってば。いい加減諦めなよ。

桃角桜介

…ふ、ざけんな…ｯﾞ…！

桃角桜介

誰が捕まるかよ…！！

桃華月詠

本当は僕から逃げられないってもう分かってるんでしょ？…威勢だけは良いみたいだけど。

桃角桜介

…は…？ふざけんな…！

桃角桜介

テメェに捕まるくらいなら死んだ方がマシだ…！人の事物としか思ってねぇ屑が…ｯﾞ…！！

桃華月詠

酷い言いようだなぁ…。

桃華月詠

…ほら桜介、大人しくこっちにおいで。その方が身の為だよ？

桃角桜介

あﾞ？行かねぇつってんだろ…！！

桃華月詠

僕の気が変わる前に早く。

桃角桜介

…行かねぇったら行かねぇ…！！

桃華月詠

……そう。分かった。

ｶﾞｯ(首掴

桃角桜介

ぅﾞ…ｯ？！

桃華月詠

ごめんね桜介。痛いよね？苦しいよね？

桃華月詠

……でも、全部桜介が悪いんじゃないか。

桃華月詠

僕というものがありながら他の奴らばかり見るから。

桃角桜介

なﾞ…ｯ、に…言って…＿＿

桃華月詠

桜介、僕はね…君の事を愛してるんだ。

桃華月詠

いっその事殺して僕だけの物にしたいくらい好きなんだよ。分かる？

桃華月詠

……なのに桜介は馬鹿の一つ覚えみたいに無陀野無陀野って…。

桃華月詠

僕はもう要らないの？ねぇ…。

ｸﾞｸﾞｯ…)

桃角桜介

ぁﾞ…ｯ、ｯﾞ。

桃華月詠

全部桜介が悪い。

桃華月詠

さ、帰ろうか。

桃角桜介

…ｯﾞｯ。

桃華月詠

もう逃げないでね？

桃角桜介

………。

桃角桜介

(…また振り出しに戻った。)

月詠はあんな奴じゃなかった。

俺と付き合ってからおかしくなったんだ。

俺が月詠をおかしくしたのか、はたまた月詠が自分でおかしくなったのか、俺には知る由もない。

ただ一つだけ確信づいた事実があるのだとすれば、俺は月詠から逃げられない。その事実だけだ。

ｶﾞﾁｬ)

桃角桜介

…！

桃華月詠

桜介、気がついた？

桃華月詠

調子はどう？さっき首を強く絞めたけど大丈夫だった？痛くない？

桃角桜介

…痛くねぇ訳ねぇだろ。頭イカれてんのかよ。

桃角桜介

こっちはテメェの所為でまた振り出しに戻って最悪の気分なんだよ。話しかけんな。

桃華月詠

あははっ、酷い言いようだねぇ。桜介はいつになったら僕を好きになってくれるんだい？

桃角桜介

俺を逃がしてくれんなら考えてやる。

桃華月詠

それは出来ないお願いだなぁ。

桃角桜介

…そーかよ。

桃角桜介

だったらさっさと死ね。

桃華月詠

よく回る口だね。

桃華月詠

ﾁｭ)

桃角桜介

んﾞｯﾞ？！

桃華月詠

ｶﾞﾘｯ)

桃角桜介

んﾞぅﾞｯ、ｯﾞ…。(ﾋﾞｸｯ

桃華月詠

抵抗しなかった事だけは褒めてあげる。

桃角桜介

はっ、よく言うな。どっかの誰かさんに散々調教されて…こっちは嫌気がさしてんだよ。

桃華月詠

僕の所為にするのかい？全部桜介が悪いのに。

桃角桜介

テメェこそ何でもかんでも俺の所為にしてんじゃねぇか。お互い様だろうが。

桃華月詠

あはっ、それもそっか。

桃華月詠

ねぇ桜介。逃げようなんて馬鹿な事、もう考えないでね？

桃角桜介

さぁ？それは俺次第だ。

桃華月詠

…全く、懲りないねぇ。

桃華月詠

躾が足りなかったのかな？

桃角桜介

あんまり俺を舐めてんじゃねぇぞ？

ｶﾞｯ(胸倉掴

桃華月詠

…！

桃角桜介

テメェにどんな躾をされようが俺は俺の好きな生き方をする。

桃角桜介

俺の人生は俺のもんだ。テメェの物じゃねぇんだよ。

桃華月詠

……。

桃角桜介

テメェは何でそこまでして俺を縛り付けたがる？

桃角桜介

俺じゃなきゃ駄目な理由は何だ？？

桃角桜介

いい加減うざってぇんだよテメェのその恋情。

桃華月詠

…うざったいねぇ。

桃華月詠

桜介はどうしてそんな酷い事ばかり言うのかな？

桃華月詠

僕はただ純粋に桜介の事を愛してるだけなのに。

桃角桜介

愛し方が異常なんだよ。

桃華月詠

異常？これの何処が異常なの？

桃華月詠

愛は縛り付けてこそだろう？ミョリンパ先生もそう言ってる。

桃角桜介

占いに人生乗っ取られてる奴の言う事は当てにならねぇんだよ。

桃華月詠

はぁ…。桜介は物分りが悪いなぁ。

桃華月詠

大好きなのに分かって貰えないのは悲しいね。

桃華月詠

ｶﾞﾘｯ(項噛

桃角桜介

…ぃﾞｯ？！

桃華月詠

ねぇ桜介。

桃華月詠

……本当に、何をしたら君は僕に振り向いてくれるの？

桃角桜介

だ、ｯﾞから…逃がせつってんだよ…。

桃華月詠

嫌だよ。僕は君を手放したくない。

服脱)

桃角桜介

…ｯﾞ？！おい…っ…！！

桃華月詠

…お願いだから僕を愛してよ……。

ずちゅんっﾞｯﾞｯﾞ♡♡ﾞ♡

桃角桜介

んﾞおﾞｯﾞｯ…♡ﾞ？！//(ﾋﾞｭﾙﾙﾙ

桃角桜介

やﾞｯ、めﾞ♡ﾞ/(ｸﾞｽｯ

ぱんぱんぱんっﾞ♡ﾞ♡

桃角桜介

ぉﾞ、♡ﾞｯ~やﾞｯｯ♡ﾞ♡//(ｶﾞｸｶﾞｸｯ

桃華月詠

…もういいや。桜介が僕を嫌いでも、桜介の全部は僕の物だ。

桃華月詠

どうせ君には僕と生きていく選択肢しか残されてないんだから。

桃華月詠

…大好きだよ桜介。

桃華月詠

君が僕を嫌いでも、殺したい程憎んでいたとしても、僕はずっと桜介を想い続けるから。

ごちゅﾞｯｯﾞｯんﾞ♡ﾞ♡(最奥

桃角桜介

おﾞぁﾞｯﾞｯｯ~ｯﾞ♡ﾞ♡？！/////(ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾌﾟｼｬｰｯﾞ♡ﾞ

桃角桜介

~ｯﾞ、ｯｯ♡ﾞ////(飛

桃華月詠

あらら、トんじゃったか。

撫)

桃華月詠

…お疲れ様。

「愛してる」

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

104

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

斎藤

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

「愛してる」

第1話 - 第1話

作者の他の作品すべて見る

#桃源暗鬼の新着小説
一覧

関連するタグ

「愛してる」

第1話 - 第1話

作者の他の作品すべて見る

#桃源暗鬼の新着小説一覧

関連するタグ

#桃源暗鬼の新着小説
一覧