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ギスギスもないただのハッピーエンドストーリー

第6話 - よくあるサプライズの前準備とデートの前夜描写

2024年12月04日

#司寧々

#恋愛

#プロセカ

#創作

ミルニル/MILNIL

ミルニル

みなさん、

ミルニル

お　久　し　ぶ　り　で　す（土下座）

ミルニル

リアルで長い間鬱になってましたが、ただいま、戻ってまいりました。

ミルニル

さて、プロセカの方は、今の製作段階で言うと傷だらけの絵名瑞希バナーの時期です。遅っ！！もう進級済み！！！最新寧々バナー終わってる！！！！騎士寧々引けた！！！！！やる気戻った！！！！！！→現在に至る

ミルニル

これから不定期ながら、ちょくちょく投稿させていただきたく思います。

ミルニル

それでは、続きをどうぞ

※あらすじは無いです

同時刻ショッピングモール前

えむ

類くーーーーーん！！！！
こっちだよーー！！！

類

やぁ、えむくん。
少し遅くなったね

えむ

なかなか来ないから、あそこで木登りして遊んでたんだよ！
下で見てくれた人達も笑ってくれたんだー！

類

ほう…？
じゃぁ次は木を使った上下運動の激しいショーでもやろうか…
今の司くんならワークショップで培った体力を十分に浪費して…（ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

えむ

類くん、今日もウキウキルンルンだね〜☆
教室でもいっぱい何か言ってなかった？

類

まぁね。しかし、えむくんが窓から急に顔出してくるから、
クラスのみんなも僕も驚きを隠せなかったよ

えむ

おぉ〜〜！！
驚いてくれたんだー！
さっき司くんにもこれやったんだけど、全く反応してくれなくて、ダメなのかと思ってたんだ〜

類

ふむ…彼が反応を示さないなんてねぇ…その時の司くんはどんな感じで？

えむ

こここころころここにあらずって感じ！！！

類

なるほどねぇ、

えむ

でも、別に悲しそうじゃなかったよ？
後、同じことを何回も呟いてたような…？

えむ

あっ分かった！！！！！
寧々ちゃんのことだ！！！

類

？寧々の名前を言っていたってことかい？

えむ

ううん、そうじゃなくて！！
…あのね——————

……………………………………

類

…え？屋上での会話を聞いていた？

えむ

…うん！
昼休みになったらすぐに類くんたちに会いに行きたくて！
でもみんな教室にいなかったからどこだろと思って探検しながら探してたら
司くんと寧々ちゃんの声が聞こえたんだー！

類

…ちなみに、えむくんはその時どこに？

えむ

屋上のてっぺん！！！！！

類

…あぁ、あの屋上への出入り口の屋根部分か。
（司くんのことに熱中していて、えむくんの潜入に全く気づかなかったのか…
ドローンの感知機能と視野の改良の余地ありだね）

えむ

でね！その時寧々ちゃんがなんかしょんぼりしてて、司くんは寧々ちゃんの話を聞いて、さらにショボボーンってしちゃったんだー＞＜

えむ

その後は次の授業まで時間がなかったから、途中まで聞いて戻ったんだけど……

類

？どうしたのかな？その後、何かあったのかい？

えむ

！うううん！！そうじゃないいんだけど…
…最初から最後まで司くんも寧々ちゃんも悲しそうだったのに、
私が戻ろうとした時だけ、寧々ちゃん、心の中で嬉しそうだったんだー

類

…うん？

えむ

後、真っ赤っっか〜〜〜〜！！ってなってた！

類

…顔が？

えむ

ううん！心が！

類

…つまり、要約すると…（ﾎﾞｿｯ）

類

寧々は司くんに自分の気持ちを伝えて内心恥ずかしくなった…てところかな（）

えむ

え？ようやく？？
（もしかして類くん、
寧々ちゃんの気持ちが分かってた…？）

類

？どうかしたかい？

えむ

類くん！もしかして、二人の関係に気づいてたの！？

類

え？あーー……（寧々の照れ隠しも電話して気づいたし、司くんにも
寧々の相談をされたから薄々分かっていたけど、まさかえむくんも探りを入れてたとはね…）

類

（今日、えむくんに知らせるつもりだったけど、元々えむくんは感情豊かだったんだ。それに……）

類

（えむくんはこの前。司くんに離れてほしくないような言動をしていた。
しかし、それも司くんの務めたワークショップのショーを観たきりなくなっていたと思う…）

類

（確証はもちろんないけど、もしかしてえむくんは——）

えむ

ほえ？類くん？類くーーーん？

類

——あぁ、悪いね。
二人の関係についてだったね。
もちろん、気づいてたよ

えむ

ほんと！！？いつから？いつから？

類

その前にえむくん、一つ、いいかな？

えむ

なーに？？

類

えむくんは…
司くんのことが好きかい？

えむ

うん！！！
だーーーいすき！！

類

うんうん、どんなところを好きになったんだい？

えむ

まずはね！面接会場で司くんを見つけた時！
私、その時思ったんだ！この人と一緒にやっていきたいって！

類

へぇ、一目惚れだったってことかな？

えむ

？そう！ひとめぼれ！多分！！

類

（多分…か。）

えむ

それから…みんなの笑顔がなくなっちゃった日の次の日にね、
司くんと観覧車に乗ってね、、

えむ

私、その時おじいちゃんのステージを諦めかけちゃって…
家族以外で初めて、司くんに打ち明けたの

えむ

そしたら司くんが励ましてくれて…私の夢を一緒に叶えてくれるって！！
言ってくれんだー

えむ

それから寧々ちゃんも類くんも集まって、みんなで一緒に私が残したかったおじいちゃんのステージのところにお客さんをいっっっぱい連れて来てくれて…私もいーーーっぱい笑顔が見られて、

えむ

家族のことまで、私の、わがままなのに、救っってくれて、、

えむ

とってもとっても、とーーっても嬉しかったの！！！

類

……そうか。そうなんだね。

類

（一緒に…か
あの時の司くんは、昨日の今日で寧々やえむくんと和解した後すぐに僕の元にも謝りに来てくれた)

類

（今更ながら、彼の行動力には最初から驚かされたね…
さながら新たな演出を発見した時みたいに、僕の好奇心を満たしてくれるところもあった）

類

（あの時誘ってくれて、本当に感謝の気持ちしかないよ
もしかしたら、えむくんも同じ気持ちかもしれないな）

類

（司くんは、おそらく面接でも、自己紹介でお決まりの口上を放ち、スターへの我欲をアピールしただろう
えむくんは夢見る少女…そこで、司くんの夢に「一目惚れ」したのだろうな…）

えむ

だから…今度は私の番！！

類

え？

えむ

私が司くんのわがままを叶えたい！！

類

司くんのわがままか…なんだか想像できないなぁ
（寧々に底根なとこ以外は）

えむ

あ！確かに！！司くんって誰かにわがまま言ったりしてない！
いっつも「なんちゃらするぞーー！」ってけついひょうめいするだけだし！！

えむ

うーー…じゃあどうすれば〜＞＜

類

そのことなんだけどね、えむくん？

えむ

ほぇ？

類

えむくんに是非、協力してもらいたいことがあるんだ☆
これは司くんのわがままに関係することでね？

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ...............

類

…ってことが、この前あってね

えむ

ええええええーーーーーーーーー！！！？？？
司くん、寧々ちゃんにそここここここんなのー？

類

底根だよ

えむ

そこここんってなーに？

類

根っこから先まで心底惚れているって意味さ

えむ

はぇ〜…
司くんが寧々ちゃんに〜…

えむ

………………………………

類

ん？どうしたんだい？

えむ

えへへ⭐︎
なんか嬉しいなーって！！

類

嬉しい？

えむ

うん！
実は私、寧々ちゃんは司くんの事が好きなはずだってお姉ちゃんから教えてもらったんだー！

えむ

でも、私には恋っていうのがどんなことなのかわかんなかったから類くんに聞いて分かった！
…………………….

類

…それにしては、なんだか不安顔だよ？えむくん

えむ

え？……あ…
ぇえっと…えっと……

類

ふむ…一回落ち着こうか

類

ホラ、ちょうど目的の店に着いたし、続きは買い物してからにしようか

えむ

あ！そうだった！じゃあ考えておくね！

数十分後

えむ

はーーー！いっっっっぱい買ったねー！

類

フフッ
これだけ買えれば、司くんを星の如く輝き、照らす演出を目立たせられるはずだ……！
………フフフフフフッ

えむ

……えへへ☆

類

さて、えむくん。さっきの話の続きを聞かせてくれないかい？

えむ

さっきの？
……あー！あれだね！今ならちゃんと言えるよ！

えむ

えっと……
類先生に聞きたいことがあります！

類

うん、なにかな？

えむ

私が司くんのことが好きなのは、私が司くんと離れたくないって思ってるからですか！？

類

……ん？どういうことだい？

えむ

寧々ちゃんは、司くんといる時すっごく嬉しそうな感じがしてたの！
キラキラが大きくなってて！

えむ

で、寧々ちゃんと司くんが二人で屋上にいた時も、
寧々ちゃんの心はキラキラってしてた！…ってことは〜、

えむ

寧々ちゃんは司くんと離れたくないって思ってるんじゃないかな？

類

…うん、確かにそうかもしれないね

えむ

だよね！でも、私も司くんと離れたくないって思ってるの！
だからもしかして私、司くんに恋してるのかなって！

類

なるほどね…
（おそらくえむくんは、司くんと寧々の恋路に当てられすぎて、自身の気持ちを整理できていないのだろう）

類

じゃあえむくん、僕がひとつ質問をするから、自分の気持ちを整えつつ答えてね

えむ

はーい！

類

…えむくんは、僕たちワンダショの中で特別に一緒にいたいと思える人がいるとすれば、それは誰だい？

えむ

ほぇ？いっしょに？

類

あぁ、そうだよ

えむ

えっとぉ……………………うー＞＜
決められないよぉ

えむ

司くんはいつもドッカーーーンってしてて面白いし、
寧々ちゃんの歌はキラキラがいっぱい輝いてて楽しいし、
類くんはビリビリドキドキがハラハラしてる演出がワクワクするし…

類

フフッ
演出を楽しんでてくれてるようで何よりだよ

類

ただ、えむくんには少し意地悪な質問だったかな
それなら…ショー以外で一緒にいたいってことならどうかな？

えむ

ショー以外で？それならぁ…….

えむ

はーーーい！類先生です！

類

え？僕？

えむ

うん！司くんには言ったことあるんだけど、私、類くんがつける演出がおじいちゃんみたいで大好きなの！

えむ

それに、ショーだけじゃなくて、ホラ！今も、買い物で類くんは買うもの一つ一つに語りかけながら目をキラキラさせてたでしょ！私、そんな類くんを見てるとまるでおじいちゃんと買い物してるみたいで、話を聞くのもいっしょにいるのもすっごく楽しいって思ったの！

類

……えむくん……

えむ

でも、司くんは身の危険がなんとかって言って離れていくし、
寧々ちゃんは悪い予感がーって言って司くんのあとをついていくんだよね。
なんでだろうねー？

類

フフ…確かに、ね、
………僕も、えむくんといっしょにいれて、とても充実した毎日になっているよ

えむ

ほんとーーー！？
やったーーーー！！！！

類

（…このまま4人で、ずっと一緒にショーができたら、どんなに素晴らしいことか…）

類

…僕は、えむくんのその夢見る力のおかげで、世間一般には突拍子もないとされる僕の演出をより多くの人たちに魅せることができたんだ。

類

そして前にも言ったように、僕の居場所を、絶対手放したくないと心から思えるものを、ワンダーランズ×ショウタイムを見つけてくれたんだ。そしてそのきっかけはえむくん、君から始めてくれたらしいじゃないか。

えむ

私が？

類

君がおじいさんのステージを守りたいという想いから始まり、時を経て司くんを採用し、彼を経由して僕が誘われたんだ。

類

もちろん経営者一族の一人としてという見方もあるけど、実際に初めてえむくんに会った時、感じたんだ。
…常にわくわくしててすごく興味深いってね。

えむ

ほんと！？
私のわくわく、最初からちゃんと伝わってたんだね！
うれしいな～～！

類

あぁ。でも一緒にショーをやる度、気持ちはそれだけじゃなくなっていったんだ。

えむ

ほぇ？そうなの？

類

うん。なんでかな。最初の頃、えむくんが司くんよりも僕の演出に興味を示してくれてたからなのかな。僕にはその様子がとても嬉しくて…多分その時、やっと自分と分かり合える人を見つけたかもしれないって、思ったんだ。

類

それまでも、僕のことを分かってくれる仲間がいたけど、彼らは彼らで悩みを抱えて足り、他の劇団とやっていたこともあって、僕は僕の仲間とその仲間に分かり合えない迷惑をかけるのが怖くて、いつしか諦めるように自分から離れていってたんだよ。

えむ

類くん…

類

それを続けていたら、自分でも気づかないうちにいつの間にか慣れてしまったようでね。でもえむくん、君にはそういった反射的行動が一切起こらなかったんだ。

類

えむくんは知らないかもしれないけど、僕は司くんの勧誘を最初、断っていたんだよ。

えむ

うぇ！？そうだったの？

類

あぁ。初めは声の大きい自信過剰で強引な人という印象で、一緒にやりたいって気持ちにはまだならなかったんだ。
それに…

類

その時の寧々がショーの失敗でトラウマを持っている最中だったこともあって、最悪僕の演出を受け入れられなくても、寧々がまたショーに上がれるようサポートしようと、そう思ってもいたんだ。

えむ

…

類

最初こそ司くんは呆れ、寧々も僕も諦めていた。でも、段々と司くんは受け入れてくれた。僕の案の最初から最後までね。でもそれも、えむくんが僕の演出が面白いものだと肩入れしてくれたからだ。その時の喜びが、僕の中でとても大きく感じていたんだ。

えむ

類くん…！

類

えむくん。遅くなったけど、改めて言わせてほしい。僕に居場所を作ってくれて、やりたいことを分かってくれて、何より、かけがえのない仲間になってくれて、本当にありがとう。

えむ

…えへへ☆なんだか照れちゃうね！
あたしの方も…おじいちゃんのステージに来てくれて、守ってくれて、一緒に考えてくれて、ありがとわんだほーーーーーい！！！

類

…フフッ

えむ

ねぇねぇ、類くん！
なんだか私、胸の中がすごくホカホカしてるんだ。

えむ

あたし、この気持ち、多分初めてで…でも、悪い感じは全然しなくて…
でもでも！この想いを今類くんに伝えなきゃって思ったの！

類

えむくん？

えむ

類くん！えーと、えーと…そのぉ、
……わ、わたし、類くんが大大大好きわんだほーい！！

えむ

…だよ！！

類

…………

類

…あぁ、ありがとう。
えむくん。

類

（こちらこそーーー）

寧々

…………………

寧々

………………うぅ

寧々

眠れない…

寧々

（デートの支度はもう済ませてある。
目覚まし時計もセットした。
あとは寝て、起きるだけ）

寧々

（なのに…）

寧々

…あぁ、もう！
司のヤツ、急にデートとか言い出すんだから！

寧々

ていうか、何時、どこでデートすんの…

寧々

（デートに誘われて最初は浮かれてたけど、計画も何も聞いてないし、司のことを私が勘違いしただけだと思ってたのに急にデートの話が出てきたし…
今日はちょっと色々考えすぎて疲れたかも…）

寧々

（それにしても、司だって私と同じくらい話してるくせに、少しの疲れの表情も見せないわけ？まあ、馬鹿体力のあいつなら当たり前の話なんだけど、私だけが悶々としてるみたいで………なんか腹立ってきたかも）

寧々

（でも、今日の司、凄くまじめな顔してたな。あの時は自分の気持ちを話すのに夢中であんまり見てなかったけど…）

寧々

（あの時、司が何で過去の過ちを謝りに来たのか、今でもよくわからない。
あいつ、いつもは過去にこだわらなさそうなのに）

寧々

（顔をずっと見られてるのは恥ずかしかったけど、
あんな………真剣に………）

寧々

（これも…
…………そうなのかな）

寧々

…………はぁ

寧々

一人で考えたって仕方ない、

寧々

ちょうど眠たくなってきたし…寝よ

ミルニル

お久しぶりです（2024/12/4）

ミルニル

随分とお待たせしました。（おそらく誰も待ってない）

ミルニル

こっから連続で仕上げていきます

ミルニル

夢の途中、輝く星たちへ　からのワンダショバナー毎の後日談のような区分けでこの話は続いていく予定です。（疑似長編もの）

ミルニル

これからもよろしくお願いします。

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ミルニル/MILNIL

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もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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