ミルニル
おはこんばんにちわ、ミルニルです
ミルニル
第5話から約1年(体感)経った気分です、音沙汰無くてすみません。
ミルニル
これらを履修してきました↓
・直近までの寧々サイスト(主に司寧々絡み関連)読み
・ワンダショWRイベストを完読
・寧々の心情考察研究(某研究所の動画投稿者さんを真似てるだけ)
・直近までの寧々サイスト(主に司寧々絡み関連)読み
・ワンダショWRイベストを完読
・寧々の心情考察研究(某研究所の動画投稿者さんを真似てるだけ)
ミルニル
多分今後もこんな感じでマイペース極めていくと思います
待って下さる人いたらごめんね(´;ω;`)
待って下さる人いたらごめんね(´;ω;`)
ミルニル
では、どうぞ👋
-AM 7:30-
寧々
ーーーーーーーってことだから!
寧々
次からはちゃんと計画性を持って事前に伝えること!!
司
わ、分かった!!本当にすまぬ…💦
寧々
もう…
司には色んな意味で混乱させられるんだから…
司には色んな意味で混乱させられるんだから…
司
も、申し訳ない!許してはくれないだろうか…?
寧々
今回のデート次第!!
いい?私未だに何も聞かされてないんだから!
ちゃんとわかってる?
いい?私未だに何も聞かされてないんだから!
ちゃんとわかってる?
司
も、もちろんだとも!
寧々
全く…反省してるのか何なのか…
寧々
(…まぁ、昨夜のうちに待ち合わせの場所と時間の連絡はちゃんと届いたし、いいけどね)
寧々
…で、どこに向かうつもりなの?結構早い時間に駅前って…
司
あぁ、ここから電車で乗り継ぐんだ。
寧々
電車で?結構遠いの?
司
1時間はかかるぞ
寧々
いったいどこに…って
寧々
(この行先って、確かあれがあるはず…)
寧々
(それに、この時期は確か…)
司
お、電車が来たぞ!乗るぞ寧々!
寧々
あ、うん!
寧々
………………………
司
……………
司
…………………………むぅ
司
朝方とはいえ、休日だからか、だいぶ混みあっているな…
寧々
そ、そうだね…
寧々
(正月明けの寒い中、結構乗る人いるな…
私だったら休みは近くの本屋で買い物するだけであとは家に籠るだろうな、寒いし)
私だったら休みは近くの本屋で買い物するだけであとは家に籠るだろうな、寒いし)
寧々
(…ていうか…)
司
(ジーーーーーーー)
寧々
(なんかすっごく見られてるんだけど…!?)
寧々
(なんか、服を見てる…?
あ、あと、ときどき、顔も…///)
あ、あと、ときどき、顔も…///)
寧々
(や、やっぱり私の服、変だったかな…?
ていうか、さっきまで司に会うなり説教し始めちゃってたから、褒めて欲しいタイミング逃しちゃった…せっかくおしゃれしてみたつもりだったのに…)
ていうか、さっきまで司に会うなり説教し始めちゃってたから、褒めて欲しいタイミング逃しちゃった…せっかくおしゃれしてみたつもりだったのに…)
寧々
………………↷シュン
司
あっ…
寧々
…んぇ?な、何
司
い、いやその、、
司
言いそびれたが…
寧々
え?
司
その服、可愛いな…
寧々
え!?///
寧々
き、急に、ほ、褒めないでよ(小声)
司
す、すまん
ただ、いつもの緑系ではなく、黄色や橙色が多くて、明るく見えるから、目が離せなくてな…
ただ、いつもの緑系ではなく、黄色や橙色が多くて、明るく見えるから、目が離せなくてな…
寧々
そ、そう、なの///
司
…すまないが、もう少しだけ、見ていてもよいだろうか?
寧々
…うん。
寧々
(み、見られるの結構、は、恥ずかしぃっ!
声も震えてくる)
声も震えてくる)
寧々
(緊張、ていうより…
胸の奥がドキドキして、、)
胸の奥がドキドキして、、)
ガタンッ→ キ”キ”ィ――――!!→
寧々
え?きゃ!?
司
!?危ない!寧々!!
………………
寧々
っつぁ”~…
司
だ、大丈夫か?寧々
寧々
うん…てか、苦しい…
……え?
……え?
寧々
(ちょ、近い!司が目の前に…!心臓がさっきから鳴りやまない!ドキドキが…)
司
(寧々、顔赤いな。大丈夫だろうか…
それに、否が応にも、寧々の心音が伝わってくる)
それに、否が応にも、寧々の心音が伝わってくる)
司
(それだけじゃない。今、感じてる、この高揚感、そして愛しさ…
咲希を想うのと少し似ていて、それでいて全く違うとも断言できる、この感情は…)
咲希を想うのと少し似ていて、それでいて全く違うとも断言できる、この感情は…)
司
やはり、寧々…
俺はお前に特別な感情を抱いているかもしれない…
俺はお前に特別な感情を抱いているかもしれない…
寧々
…え?
寧々
(今、呼ばれた気がしたけど、最後の方、なんて言ってたの?)
寧々
(電車の音で良く聞こえなかったけど、今、『特別な感情』って…)
~~~♪ まもなく、―――、―――に着きます。お忘れ物が無いよう、…
司
む。着いたか。
(早いな…)
(早いな…)
寧々
あ、そうだね…
(あ、腕、離れて…)
(あ、腕、離れて…)
司
!
…寧々?その手…
…寧々?その手…
寧々
あ…!いや、これは、その…
司
?
寧々
…………//
寧々
ほ、ほら、デートなわけだし…
そういうこと、した方がいいかな、って…思ったり…
そういうこと、した方がいいかな、って…思ったり…
司
!!
お、おぉう、そうだな。
お、おぉう、そうだな。
司
…ぜひ、したい。寧々が良ければ。
………構わないか?
………構わないか?
寧々
…うん。
司
よし、早く降りなければ。降り遅れて満員にぎゅうぎゅう詰めも適わんしな
寧々
そうだね。
寧々
ここって、水族館?
司
あぁ、ずいぶん老舗のところらしいが、少し前まで景観や設備の不備を理由に魚の管理を維持できなかったそうだ。赤字も手前だったらしい。
司
だが、育ててる魚の質や長年続いたわりに骨が丈夫だったこの建物を維持してきたオーナーと館長の人柄に感心したとかで、フェニックスワンダーランドが支援を申し出てたそうだ。
寧々
へー…パンフレット見ると、結構新調に力入れてるんだ。でもここの主役の魚たち、環境が変わってても、なんだか生き生きとしてるように見えるね。
司
ここのテーマはずばり、ヒトとのふれあいらしくてな。最初はイルカとかアシカの話かと思っていたんだが…
司
どうやらすべての生き物に等しく触れ合いの場を設けているようでな!
その習慣が昔から根付いてることもあって、昔ながらの常連客が今でもかなり足を付けているという仕組みのようだ。
その習慣が昔から根付いてることもあって、昔ながらの常連客が今でもかなり足を付けているという仕組みのようだ。
寧々
そういうことだったんだ。でも、いいね、触れ合うの。感覚だけど、さっきから通り過ぎるたびに魚がこっち見て反応してくれてる気がするんだよね。
寧々
…ていうか、フェニックスワンダーランドって、いつここの水族館に顔を出していたの?それに、司もなんでそんな情報を知って………………って、
寧々
類か
司
察するの早くないか?
寧々
もう情報系はあいつの十八番みたいなものじゃない?
寧々
で?これからどこ行くわけ?
司
その疑いのまなざし、なんでだ?
寧々
だって、今回のデートに類が関わってると思ったら不安にもなるでしょ
司
な!?そんなことないだろう!
寧々
そう?新調したのも一昨日みたいだし、置いてあるパンフも朝方にしちゃ結構少なくない?それに中身見た感じ、ショーも携わっているっぽいし、
寧々
これ、もしかしてデートって名目の、実はフェニランスタッフとしての視察だったりしない?
司
ギクゥ!!
寧々
…やっぱり
寧々
ていうか、だとしてなんで私に連絡くれなかったの?視察を受けるって話、個人で受けてたってこと?
司
…ここまで言われたなら正直に話すが、そもそもこれからを決める話し合いにアルバイトの俺らが参加できるはずもない。元々は慶介さん達だけの案件だった。
寧々
……………
司
だが、類が、俺の気持ちを汲んで、俺と寧々のために場を設けてくれたんだ
寧々
類が、私と、司のために?
寧々
なんで?類って私たちの何を知ってるの?てか、司、類と何を話したの?
司
落ち着いて聞いてくれ、順を追って話す
寧々
う、うん…
司
この計画には、類を先導者に、えむ、えむの兄姉、着ぐるみたち、さらには、フェニックスステージの青龍院櫻子達も関わっている。…他にも数人いる。
寧々
えぇ…な、なんでそんなに…?
司
俺の気持ちとはもちろん寧々のことだ。あの時にも言ったが、俺は寧々に心から笑顔になってもらいたい。俺のエゴだが、俺の手で。
寧々
司…
司
確かに類が関わってることで不安にさせてしまったかもしれないが、俺は言った。今回の計画、俺に多くを語らせてくれと!…あくまで、類の意見は参考程度にと。
司
なにより、『俺』が『寧々』に笑顔にさせたくて決めた計画だ。だますつもりでも、勢いで言ったつもりでも無いことを理解かって欲しい
寧々
………
司
えむの兄たちには、類と一緒に頭を下げてきた。この場を使わせていただけませんか、と。
司
俺たちは想いを伝えただけだったが、慶介さん達は条件だけを提示し、会議の末、承諾してくれた。…頭が上がらない。
司
寧々、言ってただろう?
「人魚姫がオリジンだ」って
「人魚姫がオリジンだ」って
司
俺は今日、この水族館で寧々に初心、童心に帰ってもらいたい、それもたくさん。
寧々
初心に?でも、それはもう…
司
ショーコンテストの2回目、クリスマスショーをやっていたあの時、
司
ショーの最中、俺が去り際にみた、あの時の昔ながらと言っていた寧々の歌と表情、そしてその姿に…
司
…見惚れていたんだ
寧々
え…
寧々
見惚れて…え?え?
司
…もう、薄々気が付いてるんじゃないか?寧々には…
寧々
な、なに?なんのこと?
司
俺は、寧々が好きだ。
寧々
!!
司
デートの途中になってしまったが、話し出すと止まれなくなってな。この感情も、抑えられなかった。
寧々
ぅえ??な、なに、言って、
司
寧々が笑うと、心が高鳴るんだ。寧々が落ち込むと、励ましたくなる。頑張ってれば、応援してたくなるし、疲れていれば、手を差し伸べたくなる。
司
今までもそうだった。だが、それでは…
…足りなくなった。
…足りなくなった。
寧々
足りなく、なった…?
司
寧々を俺のショーで笑顔にしたい。寧々のそばで寧々の役に立ちたい。寧々と一緒にショーをしていたい。寧々と作ったショーで観客を笑顔にしたい。
司
…まだまだ欲望が混ざってくるんだ。類に相談しなければ、分からず終いだった。
司
でも一番は、寧々を、俺の手で、
「寧々を幸せにしてやりたい」
「寧々を幸せにしてやりたい」
寧々
!!
司
さっきも言ったが、これは俺のエゴだ。
司
寧々には寧々の道がある。俺みたいにワークショップとかで自分を磨き上げたいと思うようになったのも覚えてる。
司
…世界的なミュージカル俳優になるという夢も
寧々
…うん。
司
…このデートも、最初は励ましの一環で計画したつもりだったんだ。
寧々の好きなことに沿って、な。
寧々の好きなことに沿って、な。
寧々
え…。
司
だが、そんな上っ面で言葉を並べて良しとした自分に喝を入れた。
お前が本当に伝えたいのはそんなことなのかと!
生涯をかけてでも向き合いたいと思ったんじゃないかと!
お前が本当に伝えたいのはそんなことなのかと!
生涯をかけてでも向き合いたいと思ったんじゃないかと!
寧々
つ、司、声、ちょっと大きい―――
司
寧々、改めて言わせてくれ!俺は寧々が好きなんだ!
司
俺は寧々の歌声に惚れた!繊細な姿に惹かれた!守りたいと思った!頼られたいとも思った!
司
そして、一生一緒にいたいと思った。
寧々
え…!
司
…俺と、付き合ってくれないか。
…寧々。
…寧々。
寧々
……………………
寧々
……もう、なんなの…
司
…
寧々
なにか企んでると思って疑ってたら、案の定だと思って、それなのに、急に、告白なんて、そんなの、絶対わかんないじゃん、してくるって思わないじゃん…!
司
…
寧々
あの時からずっとそう!急に私の家に上がって身支度手伝っちゃって、おんぶもされて二人屋上で食べちゃってて!司だって戸惑ってたでしょ!キョどってたでしょ!!
寧々
私、ずっと悶々としてたんだからね!それを司は別のことで私が悩んでると思っちゃって、わ、私の気持ちは、…っ。
寧々
…あの、状況で、あ、あんたが、…私とおんなじこと考えてたなんて、思わないじゃん…!…バカ…!
寧々
…気持ちを押し殺す意味…なかったじゃん…もう…フフッ
司
…寧々…
司
…そう、だったんだな…気づけなくて、すまない。
寧々
…ん、いいよ、過ぎたことだし。
…あ、あの…
…あ、あの…
司
ん?
寧々
へ、返事、なんだけど…
寧々
ま、まだ、その、…上手く言えなくて、その…
司
大丈夫。
寧々
え…?
司
俺が暴走した末路だ。寧々に答えを急がせるつもりはない。ゆっくりでいい。
寧々
う、うん…
司
…そうだな。このデートの終わり際、聞かせて欲しい。
司
それまでは、俺の用意したこのショーステージで、純粋に楽しんでいってもらいたい。…どうだ?
寧々
…分かった。そうするね。
司
…よし!気を取り直して、まずは園内巡礼だー!
寧々
…もう…
司、やっぱり声デカいから普通のテンションで!
司、やっぱり声デカいから普通のテンションで!
司
む。そ、そうか?
紹介したいものがたくさんあるからついな…
紹介したいものがたくさんあるからついな…
寧々
…うん、気持ちはちゃんと伝わってるから。
寧々
(思ってることが、心が、司と、一緒だったなら、)
寧々
(今この瞬間だけは、ちょっとくらい、「自分」をさらけ出しても、いいよね…?)
寧々
(…「自分」を、もっと見せても、いいよね?)
ミルニル
いちおう、この章はあと2回で幕引きです。
ミルニル
時系列は「星空のオーケストラバナー(えむ)」の直後なので、
ミルニル
その後、ワンダショバナーを中心(たまに混合バナー)に、ショートストーリーを作る予定です。
ミルニル
内容は、…わかってるはず。
ミルニル
じゃあの。