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...。゚( ゚இωஇ゚)゚。
ぶるら
ぶるら
br
荒れた息を散らしながら辺りを見渡す
────ジジッ
インカムの音がなり 「見つかった」という言葉を期待し反応する
shk
彼も大分疲れている様子、言葉からするとnkは見つかっていないのだろう
br
shk
"あと"と言葉を付け足すshk
shk
nkを探して、と言った後、彼とは会話もしていなければ会ってもいない
br
shk
インカムが切れ、僕はnk探しを再開した
shk
何度も、krと連絡を試みようとするもインカムは繋がらない
shk
krは強い
だけど無敵なわけではないのだから、負けることだってある
nkが見つからないままで、krも消えてしまったら?
この国は、消えてしまうのだろう
6人揃ってこそのwt国なのだから
kn
sm
brからsmを頼まれたあと、smはnkを探しに行こうとした
kn
彼も自分の体のことは理解しているのだろう
だけど、大切にできていない
sm
sm
悲痛の籠った声が医務室に響く
彼の目元にはうっすら涙が浮かんでいて、紫色な瞳が俺を睨んでいた
kn
smはなにを思ったのか俯く
sm
sm
弱々しく声を上げるsm
わかっていた、彼が仲間を大切に思っていることは
それと同じなのだ、俺が仲間のsmを大切と感じる気持ちは
kn
sm
smは真剣な顔をしてこちらを真っ直ぐ見る
kn
俺の言葉にsmはひとつ頷く
kn
kn
sm
smは立ち上がって医務室から去った
監視室に行ったのだろう
kn
謝りたかった
傷つけたこと
追い詰めてしまったこと
俺がnkに加えた痛みを
kn
nkは意外と、早く見つかった
smの探せない監視カメラのない場所を回っていただけだ
kn
少し先にnkはいる
ここまで来たのに声をかけるか悩んでしまう
いや、不安だったのかもしれない
俺が声をかけたとことでnkは帰ってきてくれるのか
俺のせいで余計に傷つけてしまうのではないか
そんなことを考えていると足が竦む
暫く、俺は佇んでいた
自分に失望していた時だった
タッタッタッ...
地面を蹴る音が聞こえた
kr
wt国の幹部の1人、krの姿があった
息を切らしていて、必死なのが伝わってくる
この場で立ち止まっている俺とは違う
仲間のために強くいられるkrが羨ましい
kr
nk
krはnkに声をかけ、話し出す
届かない、遠い存在
kr
全てではないが説得する言葉が耳に入ってくる
kr
kn
俺はそんなnkに酷いことを言ったのだ
もっと早く気づいていれば、こんなことにはならなかったのに
俺がいなければ、nkが出ていくことにはならなかったのに
後悔の涙が溢れてくる
彼らに背を向け木にもたれ掛かる
kn
kn
kn
誰にも聞こえないくらい小さな声で、俺は呟いた