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陽菜side＿
陽菜
あれ…ベッドで寝てたっけ
陽菜
確か春千夜さんを待ってて…
陽菜
それから…
その後の記憶が無い…
陽菜
とりあえずリビング行こ
陽菜
…！
陽菜
春千夜さん…
陽菜
おはようございます
春千夜
お~
陽菜
昨日はごめんなさい
陽菜
いつの間にか寝ていて…
春千夜
…
春千夜
なんでお前が謝るんだよ
春千夜
遅れた俺が悪いだろ…((小声
春千夜
昨日悪かった､約束したのに破った
陽菜
い、いえ平気ですよ
春千夜
飯､まぁまぁ美味かったぞ…
陽菜
…！
陽菜
良かったです！！
春千夜
じゃ、俺仕事行くから
陽菜
はい､次はいつ帰ってきますか？
春千夜
あ~わかんね
春千夜
また連絡できる時するわ
陽菜
そうですか…
春千夜
あ“〜。えっと､その､あれだよ
陽菜
…？
何か言いたいのかな
春千夜
ケーキ､も美味かった
春千夜
また作れよ
陽菜
ありがとうございます!!
春千夜
それと寝るならベッドで寝ろよな
春千夜
じゃあな
ドアを「バンッ」と閉める春千夜
陽菜
耳ちょっと赤かったな
陽菜
ふふっ…笑
少し不器用なのかわいいな
その日から春千夜さんは週3くらいは家に帰ってきてくれた
最近は好きな物､趣味､苦手なものなどを教えてくれる
たまに灰谷さんたちの愚痴も聞かせてくれたり､前より充実して生活を出来ている
春千夜
…これ
陽菜
…これは？
春千夜
カード､見ればわかんだろ
陽菜
え、私にですか？
春千夜
…あぁ
春千夜
最近家事とか頑張ってくれてるしな
春千夜
これで好きな物好きなだけ買えよ
陽菜
ありがとうございます！
ブラック色のカードを貰った
春千夜
それとその敬語やめろよ
陽菜
えっ
春千夜
もうずっと一緒に居んのに敬語とか違和感だろ
陽菜
分かった
あんまり慣れないな…笑
…残り１ヶ月半くらいか
早いなぁ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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