Colo
ちょっ!それ僕のゲーム!
借りるだけだよっ!
中学生が、くだらない。
Sato
お前、弱いものいじめはダメだ
Sato
お前もちょっとは抗えよ
Colo
…ばぁかぁ!
Colo
僕は弱くない!
Sato
いうねぇw
強気の人は嫌いではなかったが。
青髪の少年は頬を膨らませ何処かへいってしまった。
Sato
はぁ、これだから中学生は…
そういいつつ、子供は好きだ。
純粋さが溢れたあの目。
飴玉みたいで、綺麗だ。
Colo
お兄さん、
Sato
え?あぁ、さっきの餓鬼か。
Colo
ごめんなさい。
Colo
酷いこと言っちゃった。
学校からの帰り道、
青髪の少年に話しかけられた。
Sato
大丈夫。気にしてないから
Colo
…お母さんがくれたお金でジュース買ったからあげる
そういいコーラを俺の手のなかにおく。
Sato
マジ?くれるの?
Colo
うん
Sato
サンキュー!喉乾いてたんだよ
正直自販機が見つからず困っていたため、素直に受け取った。
Sato
プハァッ!旨い!
俺は財布から500円を取り出し少年に渡しす。
Sato
気遣いができる子にはおこづかいをやるよ。
Colo
え?!こんなにもらえません…
Sato
いーの、いーの!
Sato
もらって
Colo
えっと、ありがとうございます。
光輝く少年の目は、
今までで一番綺麗。
Sato
君、何年生?
Colo
えっと…中学一年です。
Sato
へぇ、可愛い。
Colo
ヒッ!
Sato
大丈夫w変なことはしないから。
Sato
んじゃ、またな!
俺は少年に手を振った。
少年は胸を撫で下ろしてから手を振り返す。