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恋する乙女の全力覚醒最高!!!歌詞が良すぎる!w好きな人の幼馴染で片想いっていうのがきももちゃんとゆかりちゃん一緒でめっちゃいいね!!次はきももちゃんが射的でめめっちゃカッコイイシーンかな?!?!楽しみ!!!
純孝樂
羽宮一虎
羽宮一虎
がくと羽宮君がお馬鹿な引っ張り合いをしている
小和瀬蕗
小和瀬蕗
それをふきちゃんとまもりちゃんが爆笑しながら見ていた
葉桜護励
葉桜護励
私には喧嘩しているようにしか見えないのだけど、まもりちゃんには楽しそうに見えたらしく飛び込んでいく
事態は、更にカオスになった
イベントの休憩時間
私は少し考え事をしながらぼんやりと、騒がしい方を見ていたのだった
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
渚裕花璃
渚裕花璃
渚裕花璃
渚裕花璃
渚裕花璃
渚裕花璃
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
花宮桜
花宮桜
橘日向
橘日向
花宮桜
花宮桜
花宮桜
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
花宮桜
橘日向
橘日向
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
あれ…?
タチの悪い敵って話だったはずだ
それなのに妃桃ちゃんは、日向ちゃんの事を誉め始めた
友達なのだから悪く言いたくないのかもしれないけど
その目は光を写していなくて、少しだけ不気味に感じる
月影妃桃
月影妃桃
だけど次の瞬間にはもうさっきまでの悪戯っぽく笑う妃桃ちゃんがそこには居て、自分の考えが杞憂だった事を悟る
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
妃桃ちゃんは何処からか持ってきたヴァイオリンで軽く音階を弾く
チューニングと言うらしい
私がそれに合わせて歌うのだが、
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
余程壊滅的だったらしい
真面目にやってるのになあ
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
作者
「「「うおおおお!!」」」
練習から戻ると神社の境内にはステージが設置されていて、観客が集まっていた
ステージには採点機がついている
この短時間でどうやってこれほどのステージと客席を用意したのか疑問だったが、そんなのはこの神主だからで片付いた
神主さんは空中にペンでマイクを描いて、それを引っ掴んで客席に話し出す
作者
作者
作者
作者
もうふたつ、マイクを描いてそれをふたりに手渡す
葉桜護励
葉桜護励
小和瀬蕗
曲が始まる
ふたりをトップバッターに選んだのは私も正解だと思う
彼女達もさすが慣れっこなのか、最初だと言うことに全く緊張したそぶりを見せず自分達の役割を良く理解しているようだった
ふたりは所謂パーティーとかの盛り上げ役で、人を楽しくさせる才があると思う
フロアを沸かせ皆の意識をステージに惹き付ける
それから、勝負としてはあまり好ましくないかもしれないが後に続く私たちの緊張を解く役もある
ライブだったらとても重要な立ち回りなのだ
それは恐らく彼女達でないと出来ないだろう
作者
作者
小和瀬蕗
葉桜護励
ふきちゃんとまもりちゃんがステージの上でハイタッチする
作者
葉桜護励
作者
84点…私にとっては奇跡みたいな数字なのだけど、あの二人ならもっと高得点が狙えたと思う
点数を取ろうと思ったら真面目に歌えば良いのだが、彼女達はそれをしなかった
対決とはいえ皆でライブショーを作ろうとしているのだ
客席の声援が凄い
月影妃桃
渚裕花璃
橘日向
小和瀬蕗
純孝樂
羽宮一虎
作者
純孝樂
羽宮一虎
純孝樂
羽宮一虎
純孝樂
羽宮一虎
作者
天野巫胡
葉桜祈励
羽宮一虎
純孝樂
羽宮一虎
羽宮一虎
純孝樂
純孝樂
そう、がくは私と同じで音痴だ
いや、私もここまでは酷くないと思う
ステージの上でもさっきの取っ組み合いが始まって、客席も控え室も全部が大爆笑
羽宮君はかなり歌が上手いのだけど、この点数は平均点で出るので色々大惨事だった
作者
作者
作者
はるか
風見瀬生
作者
作者
はるか
作者
稀咲鉄太
月影妃桃
横を見ると稀咲くんは耳栓をしていた
花宮桜
さくらちゃんは吹き出しそうになるのを必死に堪えながらフォローをいれる
橘日向
日向ちゃんは困惑しながら何とか彼らを誉めようと努力しているようだった
小和瀬蕗
小和瀬蕗
小和瀬蕗
渚裕花璃
純孝樂
羽宮一虎
純孝樂
純孝樂
純孝樂
羽宮一虎
はるか
作者
はるか
作者
作者
作者
作者
橘日向
花宮桜
~♪
橘日向
花宮桜
風見瀬生
本当に凄い、綺麗な歌声
ふと、せいくんの方を見ると、まるで見惚れているような表情をして、その目はステージに釘付けになっていた
私は音痴で、不細工で、きっと私がステージに上がっても、彼にこんな顔をさせることはできない
音痴でも良いなんて自分の怠惰が、今はとても恨めしく感じる
きっとこの感情は一時的なもので、次のゲームにいく頃にはもう忘れてしまっているのだけど
せいくんはまだ、舞台のさくらちゃんに夢中だ
私が上手く歌えるなら、今ごろ自分の出番はまだかと目に炎を宿しているのだろうが、そんな自信はなかったので行き場の無い熱が胸のなかをチリチリと焦がしていく
渚裕花璃
私はその痛さに耐えるために、唇を噛んだ
ふと、そんな歪んだ視界に入ってきたのは、妃桃ちゃんだった
月影妃桃
月影妃桃
風見瀬生
風見瀬生
月影妃桃
月影妃桃
風見瀬生
月影妃桃
月影妃桃
妃桃ちゃんが、ステージに集中していたせいくんを小突く
パ◯ツ…?違うよ妃桃ちゃん、せいくんは下心じゃなくて、純粋にさくらちゃんが…っ…!?
言いかけて、その言葉を飲み込む
私はそれを認めて、さくらちゃんと戦うことを決めたんじゃないか
噎せ返るような感情から覚めた私は、正面から彼女達のステージを見る
絶対負けない、と心のなかで何度も唱えながら
にしてもアホ面って言うか、あれを
なんだか可笑しくていい気分だ
渚裕花璃
作者
作者
作者
作者
花宮桜
橘日向
小和瀬蕗
葉桜護励
また歓声が凄い
ただでさえ美少女がステージに上がって評判が良かったんだ
稀咲鉄太
風見瀬生
稀咲鉄太
風見瀬生
稀咲鉄太
風見瀬生
月影妃桃
風見瀬生
そういえばさっきカルメ焼きを買ったんだった
歌の練習を始める前、凄く良い匂いに誘われたんだっけ
妃桃ちゃんは私がせいくんに近づくチャンスを作ってくれてるのかもしれない
渚裕花璃
渚裕花璃
風見瀬生
風見瀬生
風見瀬生
渚裕花璃
なんだか幸せ
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
稀咲鉄太
月影妃桃
稀咲鉄太
月影妃桃
稀咲鉄太
月影妃桃
稀咲鉄太
稀咲くんは差し出されたカルメ焼きの端をかぷ、と咥えてそのまま口に入れる
あの稀咲くんに「あーん」するとかマジで…?
その衝撃はせいくんも感じていたようだった
風見瀬生
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
稀咲鉄太
稀咲鉄太
月影妃桃
風見瀬生
風見瀬生
風見瀬生
稀咲鉄太
風見瀬生
渚裕花璃
…せいくんはモテるんじゃないかな
にしても幼馴染み、か
私とせいくんも、幼馴染みだ
作者
作者
作者
風見瀬生
月影妃桃
渚裕花璃
…
せいくんは慣れない音楽もとても必死で歌ってくれてた
彼がこのおかしな祭りを一生懸命にやるのは、私が贖罪として酷い目に遭わない為なんだ
稀咲くんも音楽の授業のように無機質な感じだけど、先輩のために真剣だ
さっきまで若干ヒリヒリしていた胸が一気に軽く暖かくなる
それから、彼を庇って良かった、とも
大好きだよ、本当に
作者
作者
はるか
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
作者
さぁ、いよいよだね
私たちはステージ裏へ向かう
妃桃ちゃんに少し聞いておきたいことがあった
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
なら、尚更足は引っ張れない
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
月影妃桃
渚裕花璃
挑発に乗せられたことに気付く
渚裕花璃
純孝樂
渚裕花璃
渚裕花璃
「「聞いてください!」」
「「『Magic of love』!!」」
「「勝ち取れMagic!!」」
風に乗り走る花弁ふたつ
君の元へ向かうよ真っ直ぐに
他のものは目に入らなくて
そんな花言葉の私で
“ふぉーりんらぶ!”
“リベンジさせてね!”
昨日よりも綺麗なメイクで
頑張るのは誰の為?
胸が熱くなるよ
Ladies♡Battle
君を追いかける夢の話
神頼みも努力のうち
勝ち取れMagic
作者
作者
作者
はるか
作者
作者
作者
神主さんは採点機を足で蹴って破壊する
作者
作者
作者
作者
ワーッ!!と、賛同の声が上がる
橘日向
花宮桜
純孝樂
羽宮一虎
作者
神主さんは、大袈裟なため息をつく
作者
作者
作者
作者
作者
作者
作者
確かに、他の子達とは歌に込める心が違うかもしれない
が、ここにいる誰もこの人が何をいっているのかわからなかった
月影妃桃
はるか
「「「ぜったーい…?」」」
…言わされる
作者
作者
作者
月影妃桃
妃桃ちゃんはわかっている風だ
私は歌が認められていい気分だった
渚裕花璃
渚裕花璃
月影妃桃
月影妃桃
月影妃桃
渚裕花璃
ふたりして息をつく
歌は語らないから感覚的にしか伝わらない
だからこそ良かったんだ
私の胸を焦がしていたものは行き場を持って、最高の形で恨めしさを忘れられたのだった