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急に時が経つのが遅くなったかのように全てのものがスローモーションに見えた
私が落とされた瞬間
郷田の体は吹っ飛んで
目の前には焦りに焦ったココの姿が見えた
ココ
ココが必死に手を伸ばす
あと少し…あとほんの少しで手が届く…
一瞬私達の手は触れ合った
だが…
ココの手は、虚しく空を切った
人死ぬときとっても大切な人の顔が浮かぶと言う
私の頭に浮かんだ顔、そして１番の心残りもお母さんだ
病気のお母さんを助けてあげることができなかった
だが…
なぜか…１番に浮かんできたのは、
他でもない、ココの顔だった…
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ココ
ココ
〇〇
〇〇
上を見ると、僅かな突起に腕につけたブレスレットが引っかかっていた
あの日ココからもらったブレスレットが
ココ
ココ
ココは軽々とした身のこなしでフェンスを越え
器用に細い隙間に立っている
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
ココ
平然を装うココの声はどこかしら震えていた
ココ
そう言うとココはしゃがんで下を覗き込み始めた
私は、ココが何をしようとしているのか理解した
〇〇
〇〇
〇〇
そう言った時には、もう遅かった
ココ
ココは、屋上の縁に足をかけ、逆立ちをするような格好になった
ココ
〇〇
ココ
〇〇
パシッ
ブチッ
〇〇
私がココの手を掴むや否やブレスレットのチェーンが切れた
ココ
ココ
ココは体を起用に使って私を引き上げていく
ココ
ココ
ココ
ココ
ココ
ココ
〇〇
ココ
ココ
ココ
〇〇
ココ
〇〇
ココ
〇〇
ココ
ココ
〇〇
ココ
ココ
〇〇
〇〇
〇〇
この時の私達が気づくことはなかった
まさかココにあんなメールが来るなんて
主
主
主
主
欲の塊ちゃん
主
主
主
主
ココ
主
主
コメント
10件
最後の下手なホラーより怖い(´；ω；｀)
メール？のやつすげぇ👏どゆことかは、よく分かんないケド
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