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藤山 洸一
おい、佑星もう着いたか？
岡島 佑星
あぁ、着いたよ。寒くて、凍りそうだよ。
岩本 拓斗
ははっw頑張れ佑星〜
藤山 洸一
今のところ、なんか変わったことはないか?
岡島 佑星
全然ないよ。ただの森だよ。
岩本 拓斗
ははっwただの森言うなしww
藤山 洸一
クラスの女子らが行って1人鬱ったらしいし、
藤山 洸一
．．
本物のでる所だもんな。
本物のでる所だもんな。
藤山 洸一
なんかあったら絶対連絡しろよ？
岡島 佑星
は？そんな危ない所なの？なんでこんなところ来たんだよ。
藤山 洸一
あたりまえだろ？面白そうだからだよ。
岩本 拓斗
ははっw洸一結構最低野郎説ww
藤山 洸一
そんなこと言うなよ！拓斗！w
平川 美咲
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不在着信
藤山 洸一
あれ？美咲から電話だ。
藤山 洸一
どしたの？美咲？
平川 美咲
洸一、もしかして、あの場所に行ってる？
藤山 洸一
え？まぁ。
平川 美咲
やめて！今すぐ帰ってきて！
藤山 洸一
何だよ、そんなに慌てて。
平川 美咲
今、紀香のお母さんから連絡があって、
平川 美咲
紀香がどこか行ったんだって！
平川 美咲
もしかしたら、その場所に居るかもしれない！
平川 美咲
今すぐ逃げて！危ないから！
藤山 洸一
え？紀香って鬱になっただけだろ？
藤山 洸一
どこが危ないんだよ。
平川 美咲
それが紀香、ただ鬱になっただけじゃないらしいの。
藤山 洸一
は？どういうことだよ。
平川 美咲
何か、いつもブツブツと呟いて、
平川 美咲
お風呂の時なんか、風呂場から、ずっと悲鳴聞こえてるらしいし、
平川 美咲
この間、紀香の部屋に行ったら、
平川 美咲
足元が泥だらけだったんだって。
藤山 洸一
は？それどういうことだよ。
平川 美咲
紀香は取り憑かれちゃったんだよ。
藤山 洸一
は？そんなことあるわけないし。
平川 美咲
本当だって！この間だって、部屋でずっと泣いてたし……
岡島 佑星
不在着信
藤山 洸一
ごめん。美咲、その話はまた後で！
平川 美咲
え？ちょっと待ってよ！
藤山 洸一
どした？大丈夫か？佑星？
岡島 佑星
あ、まぁ、大丈夫なんだけどさ、
藤山 洸一
どしたんだ？
岡島 佑星
それがさ、拓斗と連絡が取れなくて。
藤山 洸一
確かに、拓斗から連絡来てない。
岡島 佑星
なんかあったんかな？
藤山 洸一
ちょっと連絡してみる。
藤山 洸一
おーい？拓斗？返信してー！
岩本 拓斗
ヤバイ
藤山 洸一
どしたんだ？
岩本 拓斗
追ってきてる。
岩本 拓斗
こっちに来た！
岩本 拓斗
来るなあ！！
岩本 拓斗
あいつが近づいて来る……。
藤山 洸一
大丈夫か?!拓斗?!
藤山 洸一
あいつって誰だ？
岩本 拓斗
岩本 拓斗
平川美咲。
岩本 拓斗
うわぁぁぁぁーー！！！！
岩本 拓斗
やめろぉぉぉーーー！！！
それっきり、拓斗とは連絡が取れなくなった。
藤山 洸一
おい?!拓斗?!
岡島 佑星
なぁ、洸一、さっき紀香から連絡が来て、
藤山 洸一
紀香から?!
藤山 洸一
紀香って、取り憑かれてるんじゃないのか？
岡島 佑星
噂では、そうなってたぽい。
岡島 佑星
だけど、実際は、
岡島 佑星
平川美咲の方に取り憑いてたみたいなんだ。
岡島 佑星
紀香が危ないから逃げろって。
岡島 佑星
やっぱりここはまずい。早めに撤退して、拓斗の事を警察に言わないと。
藤山 洸一
どういうことなんだよ！意味がわかんねぇよ。
藤山 洸一
だって俺、さっきまで、美咲と連絡してたんだよ？
平川 美咲
洸一？どこにいるの？
藤山 洸一
（美咲の声がする！どこかに隠れないと！）
平川 美咲
洸一?ねえ、早く出てきてよ！
平川 美咲
一緒に帰ろうよ！
藤山 洸一
（なんか普通の美咲の感じがする。）
平川 美咲
ここは、危ないから、早く逃げないと………！
平川 美咲
誰か来たよ!早く逃げようよ！
藤山 洸一
美咲、ごめん、お前を疑って。
平川 美咲
どしたのよ！ それより早く逃げないと！
藤山 洸一
俺、美咲が大好きだ。
藤山 洸一
だから、美咲が取り憑かれてるなんて納得いかない。
平川 美咲
私も洸一のこと、大好きだよ。
平川 美咲
でも、私、取り憑かれてるなんてことありえないよ。だって…………
グサッ
岡島 佑星
おい！洸一大丈夫か?!
岡島 佑星
なんで、美咲もいるんだ?!
岡島 佑星
誰が、こんなことしたんだよ?!
竹谷 紀香
竹谷 紀香
あ〜ぁ。残念。
竹谷 紀香
二人とも死んじゃった。
岡島 佑星
おい、お前、なんでここにいるんだよ……。
竹谷 紀香
二人ともうるさかったから、殺しただけだよ。
岡島 佑星
お…おぃ。こっち来んなぁー！！！！
グチャッ
竹谷 紀香
竹谷 紀香
ふふっこれで４人もあの世に行くんだね。
竹谷 紀香
あの世でずっーと一緒にいられるね！
血のついたカマを持った紀香は４人を担ぎ、森の中へ消えていった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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